福島県選挙区立候補者の横顔
(敬称略、届け出順)
参院選に立候補した5人は2つの議席をめぐって舌戦を繰り広げている。県内各地を遊説している各候補者の「素顔」を紹介する。(上から届け出順)
◆候補者への質問項目
(1)尊敬する政治家(2)好きなタレント(3)印象に残った本(4)趣味
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岡部 光規 候補
(41 民新) |
人に優しい医療を構築
胃がんと大腸がんを専門とする外科医。海外の薬を使用したくても手続きに時間がかかり苦しむ患者、医療費を捻出(ねんしゅつ)するため休日返上で働く家族を目の当たりにしてきた。 「すべての人に優しい医療制度を日本に打ち立てたい」。医学研究費の拡充と、医療費の負担軽減を実現しようと政界を志した。 白衣や診察衣で辻立ちを重ねている。有権者からは「安心して受診できる医療機関が少ない」との声が寄せられる。医師不足解決も差し迫った課題ととらえている。「医学部の全体定員を増やし、医師数を現在の1.5倍に引き上げるべきだ」と持論を披露する。 浅川町出身。安積高、山形大医学部卒、東北大大学院修了。県内外の病院のほか米国国立がん研究所に勤務した。現在は須賀川市の池田記念病院に籍を置く。祖父は元浅川町長の故岡部新一氏。 学生時代はアイスホッケーや野球に熱中した。「スポーツ振興にも力を入れたい」と意欲をみせる。
(1)特にいない(2)大勢いる(3)日々探究(4)元気があれば何でもできる(5)読書、温泉、スポーツ
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岩渕 友 候補
(33 共新) |
雇用や育児環境を向上
昨秋から街頭演説で県内500カ所以上を回った。国保税を払えず苦しむ姿など、身近にある「貧困」をあらためて知りショックを受けた。「人が人らしく生きることのできる社会を実現したい、とあらためて思った」と力を込める。 5候補の中で、最も若く唯一の女性。同世代と同性への思いは誰よりも強いとの自負がある。「若者や子育て中の母親のため、雇用や育児の環境を向上させたい」と目を輝かす。労働者派遣法改正や保育所増設を訴えている。 喜多方市出身。福島南高、福島大行政社会学部卒。県の臨時、嘱託職員などを経て、平成17年に日本民主青年同盟県委員長に就いた。現在は党県くらし・雇用対策本部長、党県委員を務めている。 趣味は山登りで学生時代から県内外を巡っている。「苦しさを克服して山頂に立った時の感激は、何物にも替え難い」。山で培った不撓(ふとう)不屈の精神で、国政という新たな頂を目指す。
(1)不破哲三(2)嵐(3)蟹工船(4)あきらめない(5)読書、食べ歩き、登山
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菅本 和雅 候補
(42 み新) |
しがらみない政治必要
「国民は変化を求めている。今こそ、しがらみにとらわれない政治が必要」。地方の中小企業経営者として、大企業中心だと感じる商工行政を変えようと立ち上がった。 中小企業支援を国に要望したが、受け入れてもらえなかった経験を持つ。歯がゆさを感じていた時、行政改革を強く訴える、みんなの党と出会った。 消費増税の議論が活発になったが、「安易な増税論には憤りを感じる」と語気を強める。中小企業の活性化策に力を入れ、経済成長を促すことが財政健全化につながるとの考えからだ。 双葉町出身。小高工高、仙台経理専門学校卒。22歳で、自動車部品販売の家業に就いた。県商工会青年部連合会長、県商工青年同友会長などを務め、地域活性化の旗振り役として活躍した。 初めての選挙で手探りの日々が続くが、モットーは「やらなきゃ何も始まらない」。広い県内を歩き回り、1人でも多くの人に思いを伝える。
(1)伊東正義(2)仲代達矢(3)知恵ある者は知恵でつまづく(4)堅忍不抜(5)海釣り、マリンスポーツ
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増子 輝彦 候補
(62 民現) |
日本再生シナリオ描く
「政府の新成長戦略を達成すれば、景気は回復する。一刻も早く取り組まなければならない」。経済産業副大臣として日本再生のシナリオを描く。永田町に凱旋(がいせん)する日が、待ち切れない様子だ。 郡山市出身。安積高、早稲田大商学部卒。県議を経て平成2年に衆院議員に初当選し、通算3回当選。19年の参院補選で初当選した。鳩山内閣で副大臣に就任、菅内閣でも再任された。 長年、政治改革に力を注いできたと自らの歩みを振り返る。「少なくとも10年間は民主党政権を続け、二大政党を国内に根付かせたい」と目標を示す。政権安定化のためには参院での与党の過半数確保が欠かせないとして、自らの戦いに死力を尽くす。 公務の合間に有権者と接するため、時間を見つけては地元に戻る。新幹線で1日3往復したことも。「政治家は天職。好きなことだから苦労はない」。高校球児として培った根性で、選挙戦も乗り切る。
(1)ジョン・F・ケネディ(2)宮沢りえ(3)出家とその弟子(4)知足(5)読書
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岩城 光英 候補
(60 自現) |
景気・雇用対策を実現
「景気・雇用対策を求める声が圧倒的に多い。国政で何としても実現させる」。公示前、精力的に県内を巡った。有権者の意見に耳を傾け、自らの使命を悟った。 いわき市出身。磐城高、上智大法学部卒。都内で会社勤めなどを経験したが、父親の死をきっかけに古里に戻った。ガードマンも経験。いわき市議、県議、いわき市長を経て、平成10年の参院選で初当選した。 2期目は官房副長官として、安倍、福田の両首相を支えた。国内外の要人や官僚と築いた人脈が財産と振り返る。一方、口蹄(こうてい)疫での初動遅れを指摘し「主が民主党に代わった官邸は、うまく機能していない」と批判する。 自民党が本県選挙区の公認候補を1人に絞ったことで、トップ当選を果たすことが至上命令となった。「自らの戦いを政権奪還の第一歩にする。自民党の再生のため全力を尽くす」と熱く語る。 趣味のトライアスロンで鍛えた気力、体力で夏の陣に臨む。
(1)西郷隆盛、上杉鷹山(2)西田敏行(3)小説上杉鷹山(4)敬天愛人(5)書道、詩吟、トライアスロン
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