あぶくま抄・論説

あぶくま抄

当たり前のこと(1月20日)

 道路に散乱していた10キロにも及ぶ古紙を1人で回収した女子高生が埼玉県にいる。地元紙で紹介された。現場を一度は通り過ぎたが、見て見ぬふりをするのがつらくなり、戻って拾い始めた。乗っていた自転車の籠には収まりきれず、ごみ袋を買ってきて回収し続けた。[記事全文

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ブラック部活(1月19日)

 「部活顧問辛[つら]すぎ、日本死ね」。昨年の流行語大賞に入った言葉をもじった書き込みがネット上にあった。不満をつづった末に「さあ、明日からも頑張ろう…。生徒のために…」と締めくくる。教育への情熱を失っていないのが救いだ。 本紙ジュニア新聞で連載...[記事全文

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世界への一歩(1月18日)

 世界初の実証試験が成功した。南相馬市の海岸沿いで行われた小型無人機「ドローン」の長距離荷物配送試験だ。完全自律制御飛行で12キロ離れた地点にスープを届けた。世界へ誇る日本技術が大きな一歩を刻んだ。 ドローンは無人航空機の総称を指す。第二次世界大...[記事全文

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ピンクの心を育む(1月17日)

 喜多方市の喜多方二小に小さな丘がある。校章のモチーフになっている「ほおの木」にちなみ、子どもたちは親しみを込め「ほおの木山」と呼ぶ。四季を通して寝転んだり、転がったり、走ったり、虫取りを楽しんだりする。冬にはスキー場にもなる。小学校時代の大切な思い出が...[記事全文

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ニホンミツバチの冬(1月16日)

 穏やかな冬だと思っていたが、やっぱり大荒れだ。会津地方の山間部を中心に除雪に追われる。暖房器具や衣類が足りないと分かれば、買いに走った人も多かろう。雪国の住民にとって、冬をいかに温かく過ごすかは大きな問題だ。 人間だけではない。動物も同じではな...[記事全文

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イクボス宣言(1月15日)

 「休暇制度はあるけど、休める雰囲気ではないなあ」「上司より先に帰るなんてとても言えない」。こんな風潮を打破しようと、鈴木和夫白河市長が「イクボス」を宣言して1カ月余りが過ぎた。 管理職(ボス)が部下の育児休暇取得を促したり、家庭事情に配慮したり...[記事全文

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ハングリー精神(1月14日)

 受験生は正念場を迎える。大学入試センター試験が今日、全国で始まる。県内でも約7千人が第一関門に挑む。センター試験の結果で合否が決まる大学も多い。受験生だけでなく家族も、気が休まらない2日間だ。 興味深い研究報告がある。空腹時の方が満腹時よりも学...[記事全文

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白い花(1月13日)

 新田次郎の小説「芙蓉の人」(文芸春秋刊)は明治時代に富士山頂に私設観測小屋を築き、厳冬期にもとどまった野中到・千代子夫妻の実話を基にしている。題名は千代子夫人が残した「芙蓉(富士)日記」と、夫人の芙蓉の白い花に似た美しさから-と作者が記している。[記事全文

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冬の山歩き(1月12日)

 日差しがまぶしい夏の山歩きは、暑さと汗に閉口する日もある。冬の山は技術も体力も追い付かず怖くて足も遠のくが、近郊の低山は雪も少ない。福島市なら見慣れた弁天山はどうだろう。 市民でも子どもの頃に訪れたきりという人が多かろう。久しぶりに足を運んでみ...[記事全文

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競り合う大俵引き(1月11日)

 冬の風物詩である会津坂下町と会津美里町の奇祭・大俵引きが14日に催される。同日開催は平成24年以来5年ぶり。坂下が1月14日、美里が1月第2土曜日に行っているためで、両町の関係者は「隣町に負けず、盛り上げたい」と熱が入る。 会津坂下町役場東分庁...[記事全文

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