あぶくま抄・論説

あぶくま抄

ご当地ポテチ(2月24日)

 ポテトチップスで「地元ならではの味」を47都道府県ごとに再現しているカルビーが「ご当地ポテチ」第3弾の14種類を発売した。同社が「ラブジャパン」と銘打つ事業で、3月まで販売している。 東北地方では、このうち3種類が味わえる。新潟県の発酵調味料を...[記事全文

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方言とAI(2月23日)

 「そだねー」。平昌[ピョンチャン]冬季五輪のカーリング女子で、LS北見の日本チームが試合中、互いに交わす相づちをテレビ中継のマイクが拾う。人懐こい北海道弁が見る側の気持ちもほっこりさせてくれる。さあ、今夜は準決勝だ。 無意識に出るお国なまりは、...[記事全文

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兜太と福島(2月22日)

 <きよお!と喚[わめ]いてこの汽車はゆく新緑の夜中>。30代前半、金子兜太さんが福島市から上京する際は夜行列車だった。目がさえて眠れない。停滞をぶち破れ-。若き福島時代の高揚感を詠んだ句だという。 戦時中、南方のトラック諸島で多くの戦友を失った...[記事全文

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物語の始まり(2月21日)

 孤児アン・シャーリーが養父となるマシュー・カスバートと出会った場所はプラットホームだった。男の子を迎えに来たのにと当惑するマシューにアンが明るく語り掛ける。名作「赤毛のアン」の冒頭近く。長い物語は駅から始まった。 物語の舞台となりそうな駅は県内...[記事全文

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梅前線(2月20日)

 百花に先駆けて咲き、春の訪れを告げるのが梅の花だ。今年は全国的に開花がかなり遅れている。日本列島を覆う寒波が原因だ。本来は見頃を迎えているはずの西日本の名所も咲き始めたばかりらしい。 福岡県の太宰府天満宮にある有名な「飛梅」の開花も大幅に遅れた...[記事全文

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卵で日本一(2月19日)

 どんな分野であれ、「日本一」は気分がいい。総務省が先月末に発表した2017(平成29)年家計調査で福島市の1世帯当たりの年間購入額が、卵、納豆、豚肉、桃、清酒、切り花などで全国1位となった。卵は1万1719円で3年連続の首位だ。 卵は「物価の優...[記事全文

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冷めない情熱(2月18日)

 いとおしげに見つめる視線の先には平昌[ピョンチャン]五輪のアイスリンク。壊れものにでも触るようにそっと氷上に手を置く。フィギュアスケートの羽生結弦選手の印象的な表情が本紙にあった。練習の帰り際を捉えた。「ありがとう」。そう告げていたのだろうか。スケート...[記事全文

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逃げない覚悟(2月17日)

 7年前のひりひりとした感覚がよみがえってきた。福島民報社が発刊した「福島はあなた自身 災害と復興を見つめて」に、原発事故直後に長崎大から派遣され、放射線の影響に関する住民説明に当たった高村昇さんが当時のことを執筆していた。 3月18日に福島入り...[記事全文

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家訓に学ぶ(2月16日)

 郡山市の老舗菓子店に伝わる家訓の一つに「代々初代」がある。時代、時代で客が喜ぶ価値基準は異なる。代替わりしても、その時代に合った喜びを創業者精神で提案する心構えを説いた言葉だ。 家訓は先祖から受け継がれ、語録は二百余に上る。今でいう企業理念で、...[記事全文

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日本初の女性博士(2月15日)

 日本初の女性博士となった保井コノ(1880-1971年)は18歳の春、進学のため香川から上京した。「女性が科学を学んでも国の役に立つわけがない」といわれた時代だ。自らの可能性を信じ、お茶の水女子大の前身に当たる東京女子高等師範学校で植物の研究に没頭した...[記事全文

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