あぶくま抄・論説

あぶくま抄

杜に鎮まる施設(11月21日)

 海辺から「杜[もり]に鎮[しず]まる施設」へ-。東日本大震災の津波で37人が犠牲になった南相馬市の介護老人保健施設「ヨッシーランド」が、6年8カ月の時を経て新天地に再建された。12月1日に開所する。 震災当時、海岸から約2キロの場所にあった施設...[記事全文

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リンゴ福島7号(11月20日)

 サクッ-。一口かんでみる。みずみずしい甘さと芳香が口いっぱいに広がる。「リンゴ福島7号」という。正式な名前はまだない。福島市の県農業総合センター果樹研究所が開発を進めている新品種候補だ。福島りんご研究会が市内で開いた試食会でいただいた。 198...[記事全文

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急がば回れ(11月19日)

 「授業にならなくて困った」。県内のある大学の先生がぼやいた。ざわついて講義の進行が妨げられたのではない。学生は真剣に机に視線を落としているように見えるが、その先は手元のスマートフォンだ。焦りの色も見える。 たまらず学生の一人に聞いてみた。就職に...[記事全文

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河東一周駅伝(11月18日)

 日橋村と堂島村が合併し、ちょうど60年前に河東村(現会津若松市河東町)が誕生した。以前から隣接する2村は強い対抗意識を抱いていた。合併で村境が消えても、何かあるごとに火花を散らした。住民の心の距離を縮めなくては地域の発展はない。村関係者は悩んだ。[記事全文

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見るまえに跳べ(11月17日)

 目を赤くして、ぼーっとしているクラスメートがいた。あの深夜放送のせいだ。ラジオ福島で県内でも聴くことができるニッポン放送のオールナイトニッポン。今年で放送開始50年の節目を迎えた。 数々の芸能人がパーソナリティーを務めてきたが、ビートたけしさん...[記事全文

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インフル予防早めに(11月16日)

 朝晩めっきり冷え込み、風邪やインフルエンザへの対策が大切な季節になった。ある医師は「今年は早めの対応が大切」とインフルエンザの予防接種を促す。 インフルエンザのワクチン決定に向けては、厚生労働省が、そのシーズンに流行しそうなウイルスを世界の状況...[記事全文

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子どもの声(11月15日)

 「子どもに『廊下を走るな』というのが無理なんですよ」という正直な感想を小学校の先生から聞いたことがある。ついでに言えば「静かにしなさい」も難しそうだ。 子育て支援は先の衆院選の大きな争点の一つだった。自民党は待機児童解消のため、32万人分の保育...[記事全文

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あづまの里(11月14日)

 新そばの季節を迎えた。なぜ、おいしいのか。秋に収穫されたソバは、昼と夜の大きな寒暖差で香りが良くなるためという。各地で行われている新そば祭りがにぎわう。県内では会津産の人気が高いが、福島市の吾妻の麓でも引けを取らないソバが作られている。 荒井地...[記事全文

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被害者の思い(11月12日)

 朝、新聞を読むたび暗い気分になる。神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件だ。9人の中には二本松市の県立高校に通う福島市の女子高生もいた。愛する人を失った遺族の気持ちを考えると、何ともやりきれない。 犯罪や交通事故の被害者、被害...[記事全文

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夢実現にキックオフ(11月11日)

 今からちょうど半世紀前の1967(昭和42)年11月11日、喜多方蹴球協会が誕生した。サッカー好きの20代から40代までの数人が夢を抱き、社会人でつくるわずか5チームで船出した。 誕生から10年後、喜多方サッカー協会に組織を変更した。Jリーグ発...[記事全文

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