あぶくま抄・論説

あぶくま抄

地産地消で復興発信(12月13日)

 郡山市の公用車に燃料電池車(FCV)がある。水素と空気中の酸素の化学反応で電気を作り、モーターの力で動く。「静かで乗り心地がいい」「走りが滑らか」。試乗会に参加した市民の評判は高い。 走行中に二酸化炭素(CO2)を出さない。市役所は国の補助を受...[記事全文

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ホタル舞う喜多方(12月12日)

 喜多方市で、仲間と共にホタルの保護に取り組んだ男性が十一月下旬、亡くなった。関本亨二[きょうじ]さん、八十一歳。十五年前に「ホタル夢づくり会」をつくった。先頭に立ち、活動した。 喜多方はホタルと縁が深い。二〇〇六(平成十八)年、市の昆虫に定めら...[記事全文

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ニットのまちの絵本(12月11日)

 伊達市を題材にした絵本に「すてきなニットやさん」(アリエスブックス刊)がある。男の子と女の子が店を開き、訪れる動物に弁当袋や装飾品、衣装を編んであげる。心温まる物語が季節に合わせて進む。 保原高美術部の生徒十九人が、昨年春から約一年半かけて仕上...[記事全文

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今年の一皿(12月9日)

 福島市のスーパーで缶詰コーナーをのぞいた。サバの水煮が消えていた。そのまま食べるのにも、料理に使うのにも勝手がいい。「健康効果が期待できる」とテレビや雑誌で盛んに取り上げられたためとみられる。人気は今も続く。 「ぐるなび総研」(東京都)は毎年、...[記事全文

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山本五十六と真珠湾(12月8日)

 旧日本海軍の航空機が米軍艦隊を次々に攻撃した。日本時間の一九四一(昭和十六)年十二月八日。ハワイ真珠湾は炎と黒煙に包まれた。戦火は太平洋に広がった。 指揮を執ったのは連合艦隊司令長官の山本五十六だった。元々、米英との戦争に反対し、短期決戦と早期...[記事全文

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学校給食甲子園(12月7日)

 いわき市教委は小中学校の給食職員を通して、人気のメニューを調べた。ツナご飯、麺類、カレーライスが上位を占める。大好きな献立の日、子どもたちは、わくわくして午前の授業に臨む。 全国学校給食甲子園に市内の勿来学校給食共同調理場が出場する。野菜が苦手...[記事全文

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家族の絆で防犯(12月6日)

 息子や警察官をかたる電話がかかってくる。次々と作り話を繰り出す。相手を案じるあまり、お年寄りが信用してしまう。最近、いわき市の八十代男性が七百八十万円、七十代女性が六百八十万円をだまし取られた。 郡山市出身で都内に住む男性会社員は、古里で一人暮...[記事全文

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若き思い(12月5日)

 若者が都会に出て行き、子どもの数が少なくなる。平成は、地域の元気が急速に失われた時代ではなかったか。厳しい環境の中で、古里をにぎやかにしようと取り組む学生の姿に心が和む。 二本松市の安達東高は原発事故により、綿羊の飼育と出荷を諦めた。地元の専門...[記事全文

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福島発モデル(12月4日)

 会津若松市の高校生が九月、人気雑誌のモデルオーディションで頂点に立った。十八歳の愛花[えりか]さんは六千八百十二人から選ばれ、シンデレラガールとなった。「大好きな化粧品に関わりながら、発信力のある女性になりたい」。自らの手で夢をつかんだ。 モデ...[記事全文

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街なか広場(12月3日)

 福島市本町に「街なか広場」がある。一三号国道やパセオ470に面する。かつては「本町の四つ角」と呼ばれた。ここを制するものは福島を制するといわれた。中心市街地の、まさに真ん中に当たる。 江戸時代は参勤交代で大名が宿泊する本陣があった。明治に入って...[記事全文

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