あぶくま抄・論説

あぶくま抄

二本松少年隊(7月29日)

 箕輪[みのわ]門の白壁に百五十年前の武の心がこだまする。二本松市の霞ケ城公園で二十八日、少年隊の顕彰祭が催された。十二歳から十七歳で戊辰戦争に出陣した少年たちをしのんだ。 旧藩に伝わる小野派一刀流の形が披露された。「刀が一番切れるのは切っ先三寸...[記事全文

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牛肉で夏バテ解消(7月28日)

 白河市の六十代後半にさしかかる会社役員の男性は、奥さんと一緒にほぼ毎朝、牛ステーキを食べる。「体力維持に加え、夏バテ予防に最適」との思いを持つ。 牛肉には筋肉や臓器を作るタンパク質が多い。赤身は鉄分が豊富で貧血の予防になるという。疲労回復に役立...[記事全文

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夏の夜空に(7月27日)

 天の川を挟んで彦星と織姫星は年に一度再会する。その距離は光の速さでも十五年かかり、まさに遠距離恋愛といえる。寿命が十億年の一般的な星にとっての一年間は、人生百年の人間の三秒間にすぎない。かなり頻繁に会っている計算になる。 夏の天体ショーが続く。...[記事全文

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桃を食べて夏を乗り切る(7月26日)

 県産桃の主力品種「あかつき」が果物売り場をにぎわす。既に味わった人は多い。例年より一週間ほど早く出荷が始まった。適度な歯応えと、たっぷりの果汁は、猛暑にほてった体にうれしい。雨が少なく「少し小ぶり」というが、おいしさがぎゅっと詰まる。 桑折町は...[記事全文

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30周年の松明太鼓(7月25日)

 一九八九(平成元)年十一月十一日午前十一時十一分十一秒、太鼓の音がドーンと須賀川市役所前広場にとどろいた。その瞬間、「奥州須賀川松明[たいまつ]太鼓」が誕生した。それから三十年の月日が流れる。青年たちに受け継がれてきた。古里を象徴する響きとして、今も市...[記事全文

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ピンク色の応援団(7月24日)

 二〇二〇年八月から九月にかけて開催される東京パラリンピックの大会マスコットの名前が、「ソメイティ」に決まった。ピンクと白、二色の体は桜をイメージする。超能力を持ち、石や風と意思を通じ合うことができる。 ピンクといえば、サッカーJ3・福島ユナイテ...[記事全文

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さらなる高みへ(7月23日)

 二〇〇一(平成十三)年八月、聖光学院は初めて甲子園に挑んだ。一回戦の相手は大分県代表の明豊だった。選手も応援団も、全国の壁の厚さを思い知らされる。 投打とも好調で、粘り強さが際立った。ナインは明るく、チームワークも良かった。だが、憧れの大舞台に...[記事全文

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史上最年少横綱(7月22日)

 大相撲名古屋場所は、鶴竜、白鵬、稀勢の里の三横綱全員が休場したまま千秋楽を迎える。十九年ぶりの異常な事態となり、土俵には寂しさが漂う。楽日を待たずに幕内初優勝を果たしたのは、関脇御嶽海[みたけうみ]だった。 三人の実力者はともに三十代となった。...[記事全文

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Jヴィレッジ再始動(7月21日)

 福島市の幼稚園に通っていた男の子は、Jヴィレッジ(楢葉・広野町)で輝く小学生の兄に憧れた。「いつか自分も、この場所でボールを蹴ってみたい」。震災と原発事故で施設が休業となり、サッカー少年の夢は持ち越された。 いよいよ一週間後の二十八日に再び始動...[記事全文

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ナイジェリアから熱い声援(7月20日)

 アフリカの在ナイジェリア日本大使館の受付前に真新しい相馬野馬追のポスターが張られた。甲冑[かっちゅう]姿の「サムライ」が宙をにらむ。旗指物をなびかせ騎馬武者がせめぎ合う。熱い声援を受け騎馬が疾走する。 五月に着任した大使の菊田豊さんが取り付けた...[記事全文

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