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故三本杉さん詩集27日発売 元富岡一中教頭命の大切さ訴え

 血液のがんと闘いながら生きる大切さを訴え続けた元富岡一中教頭の三本杉祐輝さん=平成26年11月29日死去、享年(56)=の「命の詩」をまとめた詩集「綿毛にのって―第一集―」が完成し27日発売する。
 三本杉さんは双葉町出身で東京電力福島第一原発事故により古里を追われた。かつて勤務した浜通りの中学校の教え子に心を寄せ、病床から励ます言葉を贈り続けた。
 自らもがんを患った経験を持つ兵庫県たつの市の運送会社社長木南一志さんが詩に共感し、三本杉さんを応援していた矢口洋子さん=福島市=に詩集制作を依頼した。
 詩集「綿毛にのって」はフルカラー全64ページで、三本杉さんが残した57編のメッセージと矢口さんが撮影した四季折々の美しい自然の写真が掲載されている。大阪府枚方市の筆文字作家東晴美さんが矢口さんの写真の上に三本杉さんの言葉を書き込んだ。
 3000部作成し、1部1000円(送料・消費税込み)で販売する。発行者の木南さんは「福島に寄り添い、多くの人に素晴らしい命の詩を広めたい」と諸経費を除き、売り上げを県内のがん医療関係や児童福祉関係に寄付し、第三集まで制作する考え。問い合わせは矢口さん 電話090(7935)2265へ。

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詩集「綿毛にのって」を手にする矢口さん
詩集「綿毛にのって」を手にする矢口さん

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