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市歴史的風致維持向上計画 7月施行目指す 白河の南湖公園

 白河市は南湖公園の「市歴史的風致維持向上地区計画」について7月ごろまでの施行を目指す。景観を維持し、にぎわい創出に向けて周辺にある建物の形態や色彩、土地の利用にふさわしいルールを定める。市によると、施行されれば全国で初めての計画となる。
 南湖公園は都市公園法や自然公園法などで自然環境が守られている。一方、公園内の建物の老朽化が進んでも、法規制で自由に建て替えられないのが現状だ。その結果、廃業などの危機を招き、200年以上の歴史を誇る景観の維持が難しくなりつつある。
 市は制限を緩和できる「市歴史的風致維持向上地区計画」を導入する。地区計画は市が平成23年に国から認定を受けた「市歴史的風致維持向上計画」に基づいて、地域の範囲を南湖公園に限定し、建物が並ぶ約1・7ヘクタールの区域を対象とする。現在、立地できる建物は住宅と床面積50平方メートル以下の店舗を備えた兼用住宅だが、兼用住宅の店舗の床面積を250平方メートルまで広げる。地元農産物を用いた料理を振る舞う飲食店など店舗のみの立地も促す。
 市は市都市計画審議会や県環境保全審議会の諮問・答申を受けた上で、6月定例市議会に関係条例を提出する予定。
 南湖周辺の住民でつくる南湖共栄会の中目公英会長(55)=南湖神社宮司=は「周辺の飲食店などが整ってこそ南湖公園は憩いの場として生きる。自然環境の保全とにぎわいを両立するのが大切」と期待している。

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地区計画の対象となる南湖公園周辺
地区計画の対象となる南湖公園周辺

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