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被災地復興を考察 東京でスマイルとうほくプロジェクトシンポ

 福島民報社など被災3県の新聞社が展開するスマイルとうほくプロジェクトの「これからの復興へ~震災5年復興提言シンポジウム」は3日、東京の日本プレスセンターで開かれた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸5年を迎える被災地の課題や復興の展望などを考えた。

 首都圏の企業関係者ら約120人が参加した。復興庁の岡本全勝事務次官が基調講演し、被災者支援や住宅再建、産業再生などの現状や国の施策を説明。「インフラと住宅の整備だけでは元には戻らない。産業やコミュニティーを再生する地道な取り組みが必要だ」と指摘した。
 パネルディスカッションを行い、浅尾芳宣福島ガイナックス社長、望月正彦三陸鉄道社長、宮川舞南三陸町産業振興課観光振興係長が意見交換した。浅尾氏は福島ガイナックスの取り組みなどを紹介し、「風評払拭(ふっしょく)は難しい。楽しい、面白いものを提供することで、被災地に興味を持ってもらいたい」と語った。
 望月、宮川両氏も復興に向けた決意を語った。福島民報社の芳見弘一取締役編集局長が進行役を務めた。
 スマイルとうほくプロジェクトは福島民報社、河北新報社、岩手日報社が合同で展開し、花王が特別協賛している。

■「語り部」復興へ思い ユーチューブで動画配信
 スマイルとうほくプロジェクトは3日、動画配信サイトYouTube(ユーチューブ)で「東日本大震災 語り部チャンネル」を公開した。
 震災の風化を防ぎ、防災意識の重要性を将来に伝える目的。「富岡町3・11を語る会」の青木淑子代表ら福島、岩手、宮城の3県の語り部が地震や津波、東京電力福島第一原発事故の発生当時の状況、復興への思いを語る動画を配信した。動画は随時更新する。

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復興への思いを語る(右から)浅尾、宮川、望月、芳見の各氏
復興への思いを語る(右から)浅尾、宮川、望月、芳見の各氏
「東日本大震災 語り部チャンネル」のロゴマーク
「東日本大震災 語り部チャンネル」のロゴマーク

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