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内部被ばくリスク低く 三春の小中学生 日常的にヨウ素摂取

 平田村の公益財団法人震災復興支援放射能対策研究所は3日、記者会見し、東京電力福島第一原発事故に伴い村内のひらた中央病院で尿中ヨウ素濃度検査を受けた三春町の小中学生延べ2663人は、日常的にヨウ素を摂取しているため甲状腺内部被ばくのリスクが軽減されていると発表した。原発事故発生時、食品から摂取したヨウ素で甲状腺が放射性ヨウ素を取り込むのを防いだという。
 平成25年度から27年度までの検査結果をまとめた。濃度が1リットル当たり20マイクログラム以下の欠乏状態はゼロで、58%が200マイクログラム以上だった。日常的にヨウ素を摂取していたため、放射性ヨウ素を取り込むのを防いでいたと考えられるという。
 三春町の小中学生延べ3447人を対象にした甲状腺超音波検査でがんと診断された子どもはいない。
 26年2月から27年11月までのホールボディーカウンター(WBC)による内部被ばく検査の結果も公表した。延べ5607人中、放射性セシウムが検出されたのは3人。乳幼児向けのWBCによる検査で延べ2010人全員から検出されなかった。
 研究に当たった坪倉正治東京大医科学研究所特任研究員は「内部被ばくのリスクは低い状況だ」と話した。斎藤行世ひらた中央病院長が同席した。

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検査結果を説明する坪倉研究員(左)と斎藤院長
検査結果を説明する坪倉研究員(左)と斎藤院長

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