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「津波避難ビル」完成 いわき久之浜・大久ふれあい館で落成式

 いわき市久之浜町に、地域住民を津波から守る「津波避難ビル」が完成し13日、現地で落成式が行われた。
 市の地域防災交流センター久之浜・大久ふれあい館で、東日本大震災の津波で地域が被害を受けた教訓を踏まえて建設した。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は約2200平方メートル。事業費は約13億5千万円。
 災害時には同館より海側300メートルの範囲に住む約260人を、2、3階の4室に収容する。3日分の水と食料を防災倉庫に保管し、自家発電設備と受水槽を整備した。2階の高さを地上5・5メートルにして、津波による浸水を防ぐよう工夫した。館内には5年前の3月11日に津波が押し寄せた高さや海抜を表示し、防災意識を喚起している。震災の資料室も設けた。平常時は支所・公民館として活用する。
 落成式には住民ら約100人が出席した。清水敏男市長が「復興事業を最優先に取り組む」とあいさつ。根本茂市議会議長、青木稔県議が祝辞を述べた。清水市長ら関係者がテープカットし、地元のコーラス愛好会のメンバーが「たしかなる風~ふるさと久之浜・大久」を披露した。

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津波避難ビルとして整備された「久之浜・大久ふれあい館」(中央)。右奥は太平洋
津波避難ビルとして整備された「久之浜・大久ふれあい館」(中央)。右奥は太平洋

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