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多門櫓の礎石発見 長大さ裏付け歴史的価値高く 棚倉城跡

 棚倉町にある棚倉城跡(亀ケ城公園)の土塁から多門櫓(たもんやぐら)の礎石が見つかった。町教委が17日に発表した。江戸期の城を描いた「奥州棚倉之図」に本丸を囲う多門櫓が描かれており、町教委は当時の姿を裏付ける成果とみて調査を続ける。
 町教委によると、礎石は約50センチ四方の大きさで深さ10センチ地点で直線上に並んでいた。絵図の場所とも合致している。保存状態は良好。多門櫓の長さは約420メートルと推定している。近世の城郭で土塁上に長大な多門櫓を巡らせる形態は全国的に珍しく歴史的価値が高いという。
 多門櫓は倉庫や防御拠点として造られたが慶応4(1868)年6月に戊辰戦争で本丸御殿とともに焼失したと伝わる。
 町教委は城跡の国史跡指定を目指している。湯座一平町長は「指定に向けた追い風となってほしい。新たな観光資源として活用したい」と話した。
 19日午前10時から一般向けに現地説明会を開く。参加無料。亀ケ城公園駐車場に集合する。問い合わせは町教委生涯学習課 電話0247(33)0111へ。

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棚倉城跡東側の土塁で見つかった礎石
棚倉城跡東側の土塁で見つかった礎石

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