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試験操業対象海域拡大 7月に再度協議へ 相馬双葉漁協

 相馬双葉漁協は18日、相馬市で試験操業検討委員会を開き、東京電力福島第一原発から半径10~20キロを試験操業の対象海域に加える県漁連の提案について前回同様、継続審議とした。圏内で水揚げされる魚介類の放射性物質検査を継続し、7月の検討委で再度協議する。
 前回の検討委で請戸地区の組合員が漁期を迎えたコウナゴを独自にモニタリング調査し、結果を基に今回、再度審議することを決めていた。検討委では2月15日から3月9日までの5日間で調べた41検体について、全て放射性物質は検出されなかったことが報告された。
 会議は冒頭以外、非公開。会議後、取材に応じた佐藤弘行組合長によると、組合員から「消費者に安心してもらうには継続調査が必要」「モニタリング調査をさらに強化し、安全を確認するべき」などの意見が出たという。23日の県地域漁業復興協議会、29日の組合長会議に審議結果を説明する。

■松川浦アサリ漁来月再開の方針
 検討委では東日本大震災、原発事故以降、自粛している同市松川浦でのアサリ漁を再開する方針を確認した。今月の県地域漁業復興協議会と組合長会議の承認を得て正式決定する。4月から漁が再開する。漁期は8月まで。
 漁業者約90人が参加し、週1回操業する。1日当たりの水揚げは合わせて約300キロとする。
 アサリは震災以降、国から出荷制限は指示されていない。ただ、放射性物質への懸念などを考慮し、「試験操業」と位置付け、漁を再開させる。佐藤組合長は「消費者に松川浦のアサリを食べてもらい、観光面での復興につなげたい」と話した。

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