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科学の力、復興の糧に 広島大付属高がエバヤマザクラ寄贈

 広島市の広島大付属高は21日、いわき市の磐城高と会津若松市の会津学鳳高に、広島の原爆を乗り越えた広島市指定天然記念物のエバヤマザクラの苗木各2本を贈った。
 3校はいずれも文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている。広島大付属高はエバヤマザクラを後世に引き継ごうと、住友林業の協力を受け、バイオテクノロジーの一手法である組織培養に挑戦、成功した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した県内高校の復興支援の一環として、寄贈を申し出た。
 このうち、磐城高では玄関前の中庭で植樹式が行われた。広島大付属高の三藤義郎副校長が「エバヤマザクラを見て科学の力や科学と社会の関係を考えるきっかけとしてほしい」とあいさつ。住友林業の中村健太郎森林・緑化研究センター長が組織培養の概要を説明した。
 三藤副校長、磐城高の小野将寛君(2年)、先崎麻菜美さん(同)らが苗木を植樹した。磐城高の箱崎温夫校長が「立派な花を咲かせるよう大事に育てたい」と述べ、小野君は「エバヤマザクラを見守りながら、福島に貢献できる人材になれるよう努力したい」と決意を示した。

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植樹されたエバヤマザクラの苗木に土をかける(左から)小野君、三藤広島大付属高副校長、先崎さん=磐城高
植樹されたエバヤマザクラの苗木に土をかける(左から)小野君、三藤広島大付属高副校長、先崎さん=磐城高

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