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荷さばき施設完成 南相馬鹿島の真野川漁港

 東日本大震災の津波で損壊し、再建が進められていた南相馬市鹿島区の真野川漁港の水産物荷さばき施設などが完成し21日、現地で開所式が行われた。
 荷さばき施設は2階建てで、延べ床面積は995平方メートル。試験操業で水揚げした魚介類を仕分けし、相馬市の原釜魚市場に出荷する。漁船保全修理施設や製氷施設なども設けられた。総工費は8億8206万円。市が国の復興交付金を活用して整備し、相馬双葉漁協が指定管理者となって運営する。
 開所式には関係者ら約100人が出席した。桜井勝延市長は「荷さばき施設の完成により、また一つ復興の兆しが見えてきた」とあいさつ。佐藤弘行相馬双葉漁協組合長は本格操業の再開に意欲を見せた。若松謙維復興副大臣(参院比例代表、郡山市在住)、涌井邦浩県水産事務所長、平田武市議会議長が祝辞を述べた。
 大漁旗をなびかせた漁船が入港し、桜井市長、佐藤組合長、亀岡偉民衆院議員(本県1区)、金子恵美衆院議員(比例東北)らがテープカットして開所を祝った。相馬双葉漁協とかしま観光協会の職員らがマダラのみそ汁などを来場者に振る舞った。
 震災前、相馬双葉漁港の組合員75人(43隻)が真野川漁港を拠点に操業していた。現在は56人(15隻)が試験操業に励んでいる。

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荷さばき施設の完成を祝いテープカットする桜井市長(中央)ら
荷さばき施設の完成を祝いテープカットする桜井市長(中央)ら
マダラのみそ汁を味わう関係者
マダラのみそ汁を味わう関係者

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