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ごみ撤去代執行 全国2例目 費用200~300万円 郡山市

 郡山市の住宅敷地内に大量のごみがためられている問題で、市は26日、管理者に代わり、ごみを撤去した。市によると「ごみ屋敷問題」での行政代執行は京都市に次いで全国2例目。
 市は、管理者の70代男性がごみをためている住宅4カ所で午前8時から一斉に代執行した。このうちごみが最も多い市内菜根の住宅敷地内では、吉田正美市生活環境部長が代執行開始の宣言文を読み上げた後、ごみ収集業者の作業員が撤去作業を開始した。
 炊飯器や電灯などの家電製品、発泡スチロール、木材などのごみをパッカー車やダンプカーで市内の富久山クリーンセンターに繰り返し運んだ。途中、管理者の男性は抵抗したが、市職員や警察官に制止された。同日午後0時半ごろ、約4時間半の作業を終えた。
 市によると、撤去したごみは4カ所合わせて約24・3トン。撤去費用は200万~300万円と見込まれ、市は男性に請求する。
 すぐ近くに住む80代の男性は「まずは一安心。また繰り返しごみをためるのではないかと心配もある」と話した。吉田部長は「悪臭などで周辺住民は相当なストレスを感じていたと思う。再発防止に向けて管理者に注意を促していきたい」と語った。
 一方、敷地内のごみを財産であると主張していた管理者の男性は取材に対し「迷惑で不法行為に当たる。市に対して損害賠償を請求したい」と話した。

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住宅の敷地にたまったごみを撤去する作業員=26日午前8時ごろ
住宅の敷地にたまったごみを撤去する作業員=26日午前8時ごろ

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