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除染贈収賄事件 環境省採用半年で接待か 贈賄側元社長「自ら持ち掛けた」

 浪江町の国直轄除染事業を巡る贈収賄容疑事件で、県警と警視庁の合同捜査本部に収賄の疑いで逮捕された環境省福島環境再生事務所専門官鈴木雄二容疑者(56)=南相馬市原町区桜井町=は、職員として同省に採用された半年後から贈賄の疑いで逮捕された土木建築会社「大開工業」元社長の無職小杉幹雄容疑者(63)=富山県高岡市=の接待を受けていたとみて捜査を進めていることが3日、分かった。
 合同捜査本部は3日、鈴木、小杉両容疑者を送検。事件の全容解明に向けた捜査を本格化させる。
 合同捜査本部の調べでは、鈴木容疑者は平成27年4月に3年間の任期付き職員となった。捜査関係者は鈴木容疑者による接待は同年9月には始まったとみている。鈴木容疑者はその見返りに元請けの大手ゼネコンJV(共同企業体)に大開工業が除染事業に参入できるよう口利きしたとみている。
 事件を巡る構図は【図】の通り。ある除染関連会社の関係者によると、鈴木容疑者の口利き後、1次下請け業者はそれまで業務上の取引のなかった大開工業を2次下請けに選んだという。
 また、捜査関係者によると、小杉容疑者は自ら鈴木容疑者に接待を持ち掛けたとの趣旨の供述をしているという。小杉容疑者は鈴木容疑者と知人だった大開工業の社員を通じて鈴木容疑者に接近したとみている。

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