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双葉翔陽高 誇り胸に いわきで休校式

 双葉翔陽高の休校式は12日、いわき市のアリオスで行われた。同校は大熊町にあり、東京電力福島第一原発事故で町全域が避難区域になったため、避難後の平成24年からいわき市のいわき明星大に仮設校舎を置いてきた。約220人の出席者が将来の学校再開を願った。
 卒業生、教職員らが出席した。菅野利彦校長が「学校の歴史は今後も続く。生徒の元気な声が校舎で響く日をいつまでも待ち続けたい」と式辞を述べた。高野政義実行委員長、渡辺利綱大熊町長があいさつした。
 今月1日に卒業式を終えた山田勇樹さん(18)が「先輩方の熱い思いと母校を卒業した誇りを胸に、今後の人生を歩んでいく」と力強く語った。勇樹さんと双子の弟の拓実さん(18)が校旗を降納した。拓実さんは「学校存続を目指し、復興の力になりたい」と述べた。出席者全員で校歌を斉唱した。
 双葉翔陽高は昭和24年に双葉農高として開設。平成9年に総合学科を設置し現校名に変更した。原発事故による生徒数減少のため今月末で休校する。5151人の卒業生を輩出した。
 同校同窓会は22日午後3時半から、いわき明星大仮設校舎で総会を開く。

■双葉郡内の5高校で最後
 今月末で休校する双葉郡の高校5校で、休校式を終えたのは双葉翔陽高が最後となった。

カテゴリー:今日の撮れたて

思い出の詰まった校歌を歌い上げる出席者
思い出の詰まった校歌を歌い上げる出席者

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