県内ニュース

主要

  • Check

6年ぶり営業再開 富岡・夜の森の給油所

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が4月に解除された富岡町夜の森南3丁目で19日、ガソリンスタンド「コムロENEOS(エネオス)夜の森SS」が約6年3カ月ぶりに営業を再開した。コムロ社長の古室良典さん(57)は「以前のように地域に愛される店にしたい。町の復興に少しでも貢献したい」と笑顔で語った。
 給油所は古室さんの父親が昭和30年代から始め、長年、地域住民に利用されてきた。東日本大震災により旧店舗は損傷し、原発事故により避難を余儀なくされた。「この場所で店を再開する」との思いで約4年前から準備を始めた。規模は以前の半分になったが、今年3月に新店舗の建設工事を始め、約3カ月でオープンにこぎ着けた。
 昔からの利用客で、片付けのため避難先の郡山市から富岡町本岡の自宅を訪れていた坂本貞子さん(81)が給油に立ち寄った。「再開おめでとう」「ありがとうございます」。久しぶりに顔を合わせた坂本さんと古室さんは近況を語り合った。
 古室さんは「顔なじみのお客さんの元気な姿を見ることができた。差し入れをしてくれた方もおり、本当に店を再開して良かった」と感謝した。
 9月には給油所の隣接地に休憩スペースを建設する予定。古室さんは「郡山やいわきから足を運んでくれたお客さんが少しでも休憩でき、おしゃべりを楽しめるスペースにしたい」と話している。
 店舗の休業日は日曜日と祝日。営業時間は平日が午前7時から午後7時まで、土曜日は午前7時から午後5時まで。問い合わせはコムロ 電話0240(22)3367へ。

カテゴリー:主要

昔からの利用客の坂本さん(右)と近況を語り合う古室さん(中央)
昔からの利用客の坂本さん(右)と近況を語り合う古室さん(中央)

主要

>>一覧