県内ニュース

主要

  • Check

知事「復興と創生前に」 震災、原発事故から6年半

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から6年半を迎えた11日、内堀雅雄知事は定例記者会見で、本県は廃炉・汚染水対策、避難者の帰還環境整備、風評、人口減少対策など重い課題を抱えているとした上で、「福島の新しい姿を描く取り組みを積み重ねながら復興と地方創生を前に進める」と決意を示した。
 震災から6年が過ぎた今も、東電関係者の言葉が県民感情を逆なでしている。
 内堀知事は節目の会見で、「(海洋放出の)判断はもうしている」とした福島第一原発の処理水に関する同社幹部の発言に触れた。「大事なのは廃炉作業の情報発信だ。(不適切だと)風評などを含め復興に大きな影響を及ぼす。正しく、分かりやすく発信する工夫を重ねてほしい」と強調。新たな風評を招かないため、情報を正しく伝える努力を怠らないよう東電や国に求める考えを示した。
 さらに、「(廃炉の進み具合は)古里に帰還した人、これから帰るか悩んでいる人にとって重要な要因になる。そういう方のために強い気持ちを持って取り組んでもらいたい」と注文を付けた。
 一方、12市町村に設定された避難区域は解除が進み、今春には富岡町、浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区で居住制限、避難指示解除準備両区域が解除された。福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の具現化に向けた動きが活発化していることも踏まえ、「(県内の復興は)新たなステージを迎えている」との認識を示した。

カテゴリー:主要

主要

>>一覧