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埋葬の歴史思いはせ 喜多方「灰塚山古墳」で説明会

 約1500年前の支配者層のものとみられる人骨が石棺から見つかった喜多方市慶徳町の前方後円墳「灰塚山古墳」で17日、現地説明会が開かれた。歴史愛好家ら約300人が石棺を囲み、発掘調査に当たった東北学院大の辻秀人教授(66)らの解説に興味深げに聞き入った。
 辻教授はほぼ全身の人骨が発見された経緯や時代背景などを学生らとパネルなどを示しながら説明した。約2キロ離れた同市塩川町にある国内最大級の豪族の居住跡とされる国指定史跡・古屋敷遺跡との関連性にも触れた。
 終了後、新潟医療福祉大の奈良貴史教授(57)らが人骨を全て石棺から取り上げた。奈良教授は他の大学と連携し、DNA鑑定などを通して時代背景を詳しく解明する。辻教授は多くの人が詰め掛けたことに「人骨のルーツに関わるものなど多くの質問が寄せられた。人骨や埋葬品の分析を進め、何らかの節目には改めて報告できる場を設けたい」と話した。

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灰塚山古墳の説明を聞く来場者
灰塚山古墳の説明を聞く来場者

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