県内ニュース

主要

  • Check

芸術家、喜多方で育て 新北方美術倶楽部

 喜多方市の美術関係者らでつくる新北方美術倶楽部が活動を開始し、若手芸術家の育成を目的とする「アーティスト・イン・レジデンス」事業を展開している。若手芸術家にアトリエや宿泊先、展示施設を提供し、先人が培った文化の土壌を一層豊かにする。
 市の蔵とアートを活用した地域の賑(にぎ)わい創出事業「市民プロジェクト」の補助金を活用する。
 第1期生として、2年前から市内の蔵を描いてきた東北芸術工科大4年の川合南菜子さん(21)=茨城県出身=が3日から22日まで制作活動中。画廊星醫院の弓道場をアトリエとして利用し、市内のふれあい通りを鳥瞰(ちょうかん)図で描いている。
 川合さんは「地域の人と触れ合いながら制作活動ができて楽しい。プレッシャーもあるが、作品を完成させ喜多方をPRしたい」と意気込んでいる。完成した作品は10月28日から11月26日まで市内の甲斐蔵本家で展示する。
 同市には大正期に市内を中心とする美術愛好家が中央の画家らを招いて創作活動を支えた組織「喜多方美術倶楽部」や戦後、有志が美術振興を図るために開いた「セピロマ会」などがあり、芸術普及に尽力してきた。同倶楽部は志を受け継ぎ喜多方の文化の向上を目指すため1日に設立された。
 事業の問い合わせは倶楽部事務局 電話070(2346)3303へ。

カテゴリー:主要

制作活動に奮闘する川合さん
制作活動に奮闘する川合さん

主要

>>一覧