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オオカミ絵のお札、版木 飯舘の個人宅で複数発見

 飯舘村飯樋の個人宅でオオカミの絵が書かれたお札3枚と、お札を刷る版木6枚などが見つかった。明治中期から後期にオオカミ信仰で火災や盗難よけとして使われたとみられる。関係者は本県のオオカミ信仰の解明につながると期待している。
 本県などのオオカミ信仰を研究している宮城県の石黒伸一朗さん(59)=村田町歴史みらい館副参事=が昨年11月から今年5月にかけてお札、版木、陶製のオオカミ像などを発見した。石黒さんによると、今回ほど多くの版木が1カ所で見つかったのは東北地方で初めてという。個人宅では明治期に信仰団体「神習教虎捕講社」の活動が行われていたとみられる。
 オオカミの天井絵で知られ、オオカミ信仰の拠点とされる村内の山津見神社は2013(平成25)年4月の火災で焼失し、信仰に関する資料が残っていない。石黒さんは「村史にも虎捕講社についての記述は少なく、信仰を研究する上で貴重な資料だ」としている。
 石黒さんが28日に村内の綿津見神社で資料の概要などを発表する。

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飯舘村の個人宅で発見された、オオカミの絵入りのお札を刷る版木の1枚
飯舘村の個人宅で発見された、オオカミの絵入りのお札を刷る版木の1枚

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