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県内各党に戸惑い ふくしま衆院選

■民進「結束強く」
 民進党が新党「希望の党」への合流を決めた28日、県内の民進党関係者からは「公示が間近に迫る中、衆院選に向けた準備をどのように進めればいいのか」とする戸惑いの声が上がった。
 衆院選で公認候補は擁立しないと決まったが、県連組織は現状を維持するのか、希望に看板を掛け替えるのか、党本部からまだ連絡はない。「中央の動向はどうであれ、われわれは結束して戦うしかない」。同日夕、福島市で開いた緊急の県議団会議で、県議団会長の瓜生信一郎氏は自からに言い聞かせるように声を張り上げた。
 4200人超に上る県内の党員・サポーターへの説明も課題となる。県連は可能な限り早急に選挙区単位で集会を開くなどして、希望への合流に理解を求める。ただ、関係者からは「納得してもらうには時間を要するだろう。その間に選挙が終わってしまう」との懸念も出ている。
 最大の支援団体である連合福島の幹部は、傘下の労組が推す立候補予定者全員が希望から確実に公認されるのか不安を抱えながら動向を注視している。希望の代表である小池百合子東京都知事は、安全保障に対する考え方などを見極め公認候補を「選別」する可能性を示している。状況次第では、平和問題を重視する一部労組が小池氏に反発することも予想され、幹部は「難しい対応が予想される」と苦渋の表情を見せた。

■自民逆風に警戒
 「われわれに逆風となるかもしれない」。自民党県連の幹部は民進党の希望の党への合流を警戒している。今回の解散について、支持者の一部から「大義がない」との声も聞かれているためだ。
 公明党県本部の幹部は「解散前の捨て身戦法なのだろうが有権者を愚弄(ぐろう)している」と冷ややかだ。
 一方、昨年の参院選で民進党県連と共闘した共産党県委員会の役員は怒りを隠さない。「一方的な裏切り行為だ。憲法を守るよう求める県民の願いに逆行している」と批判した。同じく共闘した社民党県連の幹部は「民進と希望の合流は、改憲を目的とした自民の補完勢力にしかならない」と突き放した。

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