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平和への誓い新た 若松「バルトの楽園」上映会 第九演奏も

 ベートーベンの交響曲第9番の日本初演を導いた松江豊寿の半生を描いた映画「バルトの楽園(がくえん)」の上映会は30日、会津若松市の會津風雅堂で開かれた。第九の演奏も披露され、来場者は平和への誓いを新たにした。
 市内の会津若松鶴城ライオンズクラブ(LC)が結成50周年記念事業として主催し、福島民報社が共催した。約1100人が来場した。
 上映後の第九演奏では最初に3人だけがステージに現れ、曲の進行とともに奏者が増える演出を試みた。会津市民オーケストラの団員約40人が壇上にそろうと会津第九の会、仁愛看護福祉専門学校の合わせて100人も登場して歌声を重ねた。最後には来場者も総立ちとなり、日本語版の歌詞で大合唱した。
 会津若松鶴城LCの皆川誠治記念大会委員長は「松江ら会津が生んだ先人を誇りに思う気持ちと平和への誓いを大切にしてほしい」と呼び掛けた。
 会場では松江の功績を伝えるために福島民報社が作成した冊子「俘虜(ふりょ)を信頼 日本初の第九演奏へ 松江豊寿」が配布された。
 松江は会津若松市出身で徳島県鳴門市の板東俘虜収容所長時にドイツ人捕虜を人道的に処遇した。これに感謝した捕虜が1918(大正7)年に第九を日本で初めて演奏した。

カテゴリー:今日の撮れたて

趣向を凝らした演出で聴衆を魅了する出演者
趣向を凝らした演出で聴衆を魅了する出演者
総立ちで第九を大合唱する来場者
総立ちで第九を大合唱する来場者

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