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7日開幕、美の巨匠が競演 斎藤清美術館と県立美術館

 柳津町の斎藤清美術館の特別企画展「ムンク×斎藤清展」と、福島市の県立美術館の企画展「斎藤清からのメッセージ」は7日、両美術館で開幕する。世界的版画家の故斎藤清さん(会津坂下町出身)の生誕110年・没後20年に合わせて催す。福島民報社の特別協力。斎藤清美術館ではノルウェーの画家エドバルト・ムンクと斎藤さんの作品を展示し、県立美術館では斎藤さんの代表作「会津の冬」シリーズ全作品などが並ぶ。美の巨匠2人の競演が美術ファンを魅了する。

■ムンクの版画など70点 斎藤清美術館
 ムンク×斎藤清展は斎藤清美術館の主催、実行委員会、斎藤清画伯顕彰協議会の共催。斎藤さんはムンクの版画「病める子」などを好んで模写し、光の明暗や濃淡、構図などを学んだとされる。「病める子」や「リクライニング・ウーマン(ビッグ・マドンナ)」など計9点のムンクの版画とムンクの影響を受けた斎藤さんの作品約60点が並んでいる。
 7日は午後2時から武蔵野美大造形文化研究室の田中正之教授が「ムンクと斎藤清」をテーマに特別講演する。午前11時と午後3時からノルウェーゆかりのデュオ「ノルカルTOKYO」によるコンサートを催す。
 会期は29日まで。開館時間は午前9時から午後5時(最終入館は午後4時半)。期間中は無休。観覧料は一般700円、高校・大学生500円、中学生以下は無料。問い合わせは同美術館 電話0241(42)3630へ。

■10年ぶり大規模回顧展 県立美術館
 斎藤清からのメッセージは県立美術館の主催、斎藤清画伯顕彰協議会の共催。2007(平成19)年以来となる斎藤さんの大規模な回顧展で版画など231点を展示する。
 斎藤さんの初期の作品「少女」から最晩年の「風」までの73点で画業をたどる第一部と、会津地方にまつわる158点を集めた第二部で構成した。「会津の冬」シリーズ全115点の他、会津の子どもたちや風景を描写した作品が並ぶ。
 常設展示室では、斎藤さんが影響を受けたポール・ゴーギャンらの作品を展示する。
 会期は12月10日まで。開館時間は午前9時半から午後5時(最終入館は午後4時半)。10月9日を除く月曜日と10月10、11月24の両日は休館。観覧料は一般・大学生1000円、高校生600円、小中学生400円。6日は報道機関向けの内覧会を開いた。問い合わせは県立美術館 電話024(531)5511へ。

■両美術館でコラボ企画 観覧料割引

 斎藤清美術館と県立美術館のコラボレーション企画として、期間中に一方の美術館の半券を提示すれば、もう一方の美術館では団体料金で観覧できる。

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ムンクの影響を受けた斎藤さんの作品を鑑賞する出席者=柳津町・斎藤清美術館
ムンクの影響を受けた斎藤さんの作品を鑑賞する出席者=柳津町・斎藤清美術館
「会津の冬」シリーズなどが並ぶ会場=福島市・県立美術館
「会津の冬」シリーズなどが並ぶ会場=福島市・県立美術館

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