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2017ふくしま衆院選 県内世論調査 序盤情勢

 衆院選の県内選挙区に立候補した17人は22日の投票に向け激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は10、11の両日、各選挙区の有権者に電話世論調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区は無所属と自民党の前職による激戦となっている。2区と5区はともに自民の前職が優勢だ。3区は無所属の前職が先行し、自民の新人が追う展開。4区はそれぞれ自民と希望の党の前職が競り合っている。ただ、投票する候補者を決めていない有権者が多く、情勢はまだ流動的で、中・終盤の戦いが鍵を握るとみられる。(文中敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)

■1区
金子 恵美 52  無所 前(1)
亀岡 偉民 62 ☆自民 前(3)
▽福島市、相馬市、南相馬市、伊達市、伊達郡、相馬郡
▽有権者数=41万8251人
(9日現在)

 無所属の金子恵美と自民の亀岡偉民が激しく競り合っている。
 2回目の当選を目指す金子は地元の伊達地方、4回目の当選を狙う亀岡は相馬地方でそれぞれ優位に立っている。大票田の福島市はほぼ互角の情勢だ。
 支持政党別で金子は希望、共産党、立憲民主党、社民党、日本維新の会支持層に着実に浸透している。亀岡は自民支持層を着々とまとめ、希望支持層の一部も取り込んでいる。亀岡を推薦した公明党の支持層は金子にも支持が流れている。
 年代別では、金子が10代から30代の支持が厚いほか、60代にも浸透。亀岡は50代と70歳以上の支持が多い。40代はほぼ並んでいる。男女別は金子が男性、亀岡は女性の支持が比較的厚い。
 回答者のうち、投票する候補を決めていない人は5割弱となっている。

■2区
根本  匠 66 ☆自民 前(7)
平  善彦 65  共産 新
岡部 光規 49 ☆希望 新
西村 恵美 54 ☆維新 新
▽郡山市、二本松市、本宮市、安達郡
▽有権者数=35万2861人
(9日現在)

 8回目の当選を目指す自民の根本匠が優勢で、2回目の挑戦となる希望の岡部光規を引き離している。
 根本は地盤の郡山市で岡部に大きな差をつけ、二本松・安達地方でもリードしている。岡部は郡山市などの一部で支持を得ている。
 支持政党別では、根本が自民支持層の大半を固め、公明からの支持も手堅く集めている。共産や希望の一部も取り込んでいる。岡部は希望、立憲民主の支持者を着実に固める一方、民進と社民にも食い込んでいる。
 年代別では、根本は30代以上の各年代で強さを見せている。岡部は20代で根本と拮抗(きっこう)し、50代、60代などの一部に浸透している。根本、岡部ともに女性より男性から支持を集めている。
 共産の平善彦は共産支持層を固め、民進の一部も取り込んでいるが、伸び悩んでいる。維新の西村恵美は浸透し切れていない。
 回答者の5割超は意中の人が定まっていない。

■3区
橋本 健二 69  共産 新
上杉謙太郎 42 ☆自民 新
玄葉光一郎 53  無所 前(8)
▽白河市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、西白河郡(西郷村は含まない)東白川郡、石川郡、田村郡
▽有権者数=27万4738人
(9日現在)

 9回目の当選を目指す無所属の玄葉光一郎が先行し、自民の上杉謙太郎が追っている。
 玄葉は地元の田村地方をはじめ全域からくまなく支持を集めている。上杉は須賀川市や石川地方をはじめ田村地方でも善戦している。
 支持政党別で玄葉は民進支持層をまとめ、希望と立憲民主を手堅く取り込む一方、公明にも食い込んでいる。上杉は自民支持層を着実にまとめ、公明への浸透を図っている。
 年代別では、玄葉は60代、70歳以上で大きくリードしている。上杉は10代、40代に浸透している。玄葉、上杉ともに女性より男性の支持が多い。
 共産の橋本健二は共産支持層をまとめているが、広がっていない。
 回答者の約5割は誰に投票するか決めていない。

■4区
渡辺 敏雄 68 ☆社民 新
小熊 慎司 49 ☆希望 前(2)
古川 芳憲 66  共産 新
菅家 一郎 62 ☆自民 前(2)
▽会津若松市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西郷村
▽有権者数=24万8007人
(9日現在)

 自民の菅家一郎と希望の小熊慎司がそれぞれ3回目の当選を懸けて激しく競り合っている。
 菅家と小熊は会津若松市で張り合っている。同市以外では菅家が優位を保っている。
 支持政党別で菅家は自民、公明の支持層をまとめつつある。小熊は希望と民進を固めながら共産、立憲民主の一部も取り込んでいる。
 年代別では、菅家は30代と50代で小熊をリードしている。小熊は20代と40代で菅家を上回る支持を集めている。菅家は女性、小熊は男性から比較的支持されている。
 共産の古川芳憲は共産支持層を基盤に立憲民主にも浸透を見せ、社民の渡辺敏雄は社民支持層を母体に戦っているが、いずれも苦戦している。
 回答者の5割強が投票する候補者を決めていない。

■5区
吉野 正芳 69 ☆自民 前(6)
吉田  泉 68 ☆希望 前(5)
熊谷  智 37  共産 新
遠藤 陽子 67 ☆社民 新
▽いわき市、双葉郡
▽有権者数=33万2212人
(9日現在)

 7回目の当選を目指す自民の吉野正芳がリードし、6回目の当選を狙う希望の吉田泉が追走している。
 吉野は大票田のいわき市、双葉地方のいずれの地域でも吉田を引き離している。吉田はいわき市の一部に浸透している。
 支持政党別では、吉野が自民支持層を手堅く固めた。吉田は希望支持層への支持を広げ、社民や立憲民主にも食い込んでいる。公明は吉野支持が多いものの、吉田にも一部が流れている。
 年代別では、吉野は各年代でリードし、特に10代と60代の支持が厚い。吉田は20代と70歳以上の支持が比較的多い。吉野は男女ともに他の候補と比べて支持が厚い。
 熊谷智は共産支持層、社民の遠藤陽子は社民支持層に浸透しているが、いずれも厳しい戦いとなっている。
 回答者の6割弱は誰に投票するか決めていない。

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