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選挙とだるま(10月12日)

 選挙戦の縁起物の定番といえば必勝だるま。事務所の神棚に備えられ、勝利となれば開眼される。急な解散で、白河だるまを製造している白河市の2軒の業者にも県内外から引き合いが相次いだ。
 一般的に、願い事をする時に左目を書き入れ、望みがかなった時にもう片方を入れる。南向きの神棚にだるまを飾ると、左目が東、右目が西になる。書き入れ順は、あらゆる物事が東から始まり、西で無くなるという自然哲学に由来するという。ただ、選挙の時は順番を逆にすることもある。写真撮影の時に見栄えがいいからだとだるま作りの職人さんに教わった。縁起が悪いわけでもないそうだ.

震災と原発事故後、3回目の衆院選は10日後に審判が下る。候補者らは声をからして選挙区内を駆け巡っている。ただ、「選挙後」の政局に注目が集まり、現在進行形の復興や原発廃炉への課題解決に向けた主張は、県内以外ではほとんど聞こえてこないのは残念だ。
「ダルマ」はサンスクリット語で「法」を表す。その法は国会で作られる。だるまに願いを込めて当選を目指している候補者、さらには各政党の政策、実行力を有権者としてしっかり見極めなければならない。

カテゴリー:あぶくま抄 , ふくしま衆院選

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