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開拓先没者を慰霊 知事、ブラジル訪れ献花

【ブラジル・サンパウロで鈴木宏謙本社報道部記者】北南米3カ国を訪問中の内堀雅雄知事は現地時間の20日午前(日本時間20日午後)、2カ国目となるブラジルのサンパウロに到着した。日本移民開拓先没者慰霊碑などを訪れ、県人会や日系人社会を築いた先人に思いを寄せた。
 ブラジル県人会の永山八郎会長(83)=いわき市出身=、ブラジル日本都道府県人会連合会の島袋栄喜副会長(ブラジル沖縄県人会長)の案内で慰霊碑のあるイビラプエラ公園を訪れた。杉山純一県議会議長と共に献花し、手を合わせて先人に敬意を示した。
 慰霊碑は先駆者の霊を慰めようと日本国内や日系人からの浄財で建立され、連合会が維持、管理している。
 内堀知事は「福島から移住した方々が丁重にまつられていることへの敬意を伝えた。海を渡り、困難を乗り越えた先輩の頑張りに触れ、復興へ進む思いを新たにした」と語った。慰霊碑に隣接し、数寄屋造りの建物や和風の庭園を持つ「日本館」も視察した。
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 視察後、在サンパウロ日本総領事館の野口泰総領事と懇談した。
 内堀知事は県人会への支援に謝意を伝えた上で、日本文化の発信拠点ジャパン・ハウスで21日に催す復興セミナーについて「福島の復興は進んでいるという正確な情報を発信したい」と趣旨を説明した。
 野口総領事は「知事自らが福島の魅力を発信してもらえるのは非常にありがたい」と語った。

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慰霊碑を前に島袋副会長(右)の説明を聞く内堀知事(中央)と杉山議長
慰霊碑を前に島袋副会長(右)の説明を聞く内堀知事(中央)と杉山議長

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