県内ニュース

主要

  • Check

チャーター便で1000人超 来年1~3月福島空港 震災後最多 台湾から来県

 福島空港と台湾の間で、来年1月から3月にかけて14便のチャーター便が連続して運航される。台湾から8回にわたり合わせて1000人以上の観光客が来県する見込み。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の台湾からのチャーター便としては最多の集客数となる。県が10日、12月定例県議会に向けた政調会で示した。
 台湾の航空会社「遠東航空」が運航し、現地の旅行会社が県内や近県の名所を巡るツアー商品を販売する。残りの6便は観光客が台湾に戻るために使用する。今年度の台湾と福島空港を結ぶチャーター便は今回を含め30便に達し、年間便数でも震災以降、最多となる見通しだ。
 台湾からの観光客の推移は【グラフ】の通り。震災と原発事故の起きた2011(平成23)年には前年の約3割まで激減した。県は回復に向けて現地窓口を新設したほか、副知事によるセールスや旅行博への出展、旅行業者を招いたツアーなどを展開した。2016年の観光客は約1万8000人と2010年の数を初めて上回った。
 観光客の回復傾向の一方、台湾では日本酒を除く県産品の輸入規制が続いている。県は規制解除に至らない背景の一つに本県の現状への理解不足があるとみており、今回のチャーター便運航について「大勢の台湾市民に県内を旅して魅力や安全性を知ってほしい」(空港交流課)と期待している。

カテゴリー:主要

主要

>>一覧