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新たに周溝墓13基 坂下の稲荷塚遺跡

 県史跡に指定されている古墳時代前期の前方後円墳「杵ガ森古墳」のある会津坂下町の稲荷塚遺跡の2次調査で、新たに方形と円形の周溝墓合わせて13基が見つかった。周溝墓は周囲に溝を掘って内側を盛り土する墓で、1次調査で確認されていた10基と合わせて計23基となり、町教委によると、古墳時代前期の周溝墓群としては県内最大規模とみられるという。
 今回の発掘調査は4月に始まり、方形周溝墓11基、円形周溝墓2基をはじめ掘立柱建物跡2棟、竪穴建物跡2軒などが発見された。町教委によると出土した土器から3世紀末から4世紀中頃のものという。1990(平成2)年から2年間の1次調査では杵ガ森古墳の周辺に周溝墓10基が見つかっていた。
 稲荷塚遺跡は町中心部の西側に位置する。同遺跡から1キロほど西の山にある境ノ沢古墳群も同じ古墳時代前期と推定されており、町教委は関連性に注目している。町教委社会文化班の吉田博行文化振興係長(59)は「辺り一帯が大規模な墓だった可能性がある。今後は平地と山の上の古墳の関係を研究したい」と話している。
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 稲荷塚遺跡2次調査の現地説明会は23日午後1時半から同町字稲荷塚の現地で開かれる。小雨決行。

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