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小説「白河大戦争」発刊 白河の植村さん

 来年の戊辰戦争150周年に合わせ、白河市の植村美洋(よしひろ)さん(61)は白川悠紀のペンネームで小説「白河大戦争」=栄光出版社=を発刊した。祖先も従軍した地元白河の戦いを伝えようと執筆した。元武士の主人公が再仕官を願い、藩のために働く中での戊辰戦争を描く。
 植村さんは棚倉町出身。白河高、早稲田大文学部卒。高校で日本史の教員を務め、今年3月に白河高で定年退職した。市の文化財保護審議会委員、戊辰150周年記念事業実行委員会事務局次長を務めている。第60回県文学賞小説・ノンフィクション部門正賞を受け、現在は同賞小説・ドラマ部門企画委員。
 30年ほど前に実家で、棚倉藩士だった六代前の祖先の従軍日記を見つけ、改めて戊辰戦争の研究を進めてきた。白河口の戦いは約100日間にわたる激しい戦闘で、東西両軍で千人を超える戦死者が出たとされる。植村さんの祖先も戦闘に参加し、その時のけががもとで亡くなったという。
 戊辰戦争後、武士の世は終わり、新しい時代を迎える。植村さんは「戊辰150年の節目に、東西両軍の立場に思いをはせ、未来に向けての関係や考えを新たにすることも大切ではないか」と読者に問い掛けている。
 「白河大戦争」は1500円(税別)。県内の主な書店で取り扱っている。

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白河戦争を知ってほしいと願う植村さん
白河戦争を知ってほしいと願う植村さん

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