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向山製作所、林精器製造 ふくしま産業賞福島民報社賞

 ■生キャラメルに挑戦 向山製作所
 「苦難の中で一緒に頑張ってくれた社員に感謝したい」と向山製作所社長の織田金也さん(52)は声を震わせた。社員は会社の代名詞となった生キャラメルを手に、満面の笑みを見せた。
 電子部品業界の経営が厳しさを増す中、雇用を守るため生キャラメルの生産・販売に挑戦した。県産材料を使用し、東京電力福島第一原発事故に伴う風評の影響も受けたが、「福島ブランド」にこだわり続けた。
 確かな品質と味で人気は回復し、国内外から熱い注目を集める。「地域に根差し、福島の可能性をこれからも世界に発信していきたい」と意欲を語った。

 ■国内生産こだわる 林精器製造
 須賀川市を拠点に腕時計ケースなどを製造する林精器製造社長の林明博さん(68)は「従業員一丸となって復興に向けて努力してきた。成果が認められ、光栄だ」と声を弾ませた。
 1980年代半ばから腕時計ケース製造の海外移転が進む中、一貫して国内でものづくりを続けてきた。製品は国内メーカーの最高級ブランドに使われる。金属加工の技術を生かし、医療分野にも進出。歯を支える骨を再生するチタン製シートを産学官連携で開発した。東日本大震災による工場の倒壊を乗り越え、今年で創業から96年になる。林さんは「これからも質の高い製品で社会に貢献していく」と抱負を語った。




カテゴリー:今日の撮れたて

生キャラメルを持ち笑顔の社員と織田さん(後列中央)
生キャラメルを持ち笑顔の社員と織田さん(後列中央)
主力製品の腕時計ケースを紹介する林さん
主力製品の腕時計ケースを紹介する林さん

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