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流星に願う(12月12日)

 ふたご座流星群が13日から14日にかけての夜に出現のピークを迎える。1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並び三大流星群の一つだ。たくさんの光の筋が冬の夜空を彩る。
 ふたご座は東の空に浮かび、「放射点」と呼ばれる中心から傘を開いたように星が流れる。最も多いときには1時間当たり40個程度の流星を観察できる可能性がある。とはいえ、暗い場所での話で、月明かりは大敵だ。今年は月が細くてあまり明るくなく、姿を見せるのも明け方近くだ。例年になく好条件だという。天文ファンならずとも期待は高まる。
 肉眼で見えるため、双眼鏡や天体望遠鏡が要らないのが流星観察の魅力だろう。田村市の星の村天文台は13、14の両日、夜間公開する。町明かりなどの光害がなく、暗い流れ星でも見つけられる。何より、一人より大勢で星空を見上げれば、気分も盛り上がる。一つだけ注意点があるという。「くれぐれも防寒着をお忘れなく」
 カメラを持参すれば、写真撮影の仕方をアドバイスしてくれる。お気に入りの一枚を年賀状にあしらってもいい。新しい一年が良い年になりますように-。流星に願ってみようか。

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