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八木沢トンネル、来年3月開通へ 県道原町川俣線4カ月前倒し

 県道原町川俣線の南相馬市原町区大原と飯舘村八木沢を結ぶ八木沢トンネル(延長2345メートル)が来年3月に開通する見通しとなった。来年7月の相馬野馬追までに開通させる目標だったが、トンネル内の照明や防災設備などの整備が順調に進み、約4カ月前倒しする。14日の12月定例県議会土木常任委員会で大河原聡土木部長が明らかにした。
 相双地方と県北地方を結ぶ原町川俣線は県が「ふくしま復興再生道路」に位置付け、重点的に整備してきた。八木沢工区(2860メートル)は2011(平成23)年度に事業着手し、2016年3月にトンネルが貫通した。
 現道の八木沢峠は急勾配と急カーブが連続し、冬期間は路面凍結によるスリップ事故や渋滞が相次ぐなど交通の難所となっている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前の通行量は一日当たり約4000台だったが、震災後は復興事業などを背景に約7000台に増えている。
 開通により安全でスムーズな通行が可能になり、避難区域などの復興加速化につながる。来年6月10日に南相馬市で開かれる全国植樹祭へのアクセスも向上する。
 ふくしま復興再生道路8路線29工区のうち、事業が完了したのは八木沢工区で10工区目。同工区の総事業費は約80億円。

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