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福島の技術世界に発信 ものづくり日本大賞で最高賞受賞 小松道男さんに聞く

 製造業の振興に貢献している人材を表彰する政府の「第7回ものづくり日本大賞」で最高賞の内閣総理大臣賞に輝いたいわき市の小松技術士事務所長の小松道男さんは24日、福島民報社のインタビューに応じ、福島発の技術を世界に普及させたいとの意欲を示した。
 -植物由来のプラスチックの成形技術を開発し、高い評価を受けた。受賞の感想は。
 「受賞した製品・技術開発部門は最も競争率が高いが、内閣総理大臣賞を受けた企業の中で中小企業は私だけだ。福島のいわきで生まれた技術が経済産業省のツイッターなどを通じて世界に発信され、大変うれしい」
 -県は県内の中小企業の知的財産(知財)の保護・活用支援に力を入れている。内堀雅雄知事に24日、受賞を報告したが、どんな反応だったか。
 「県内で開かれる全国規模の大会などで、私の技術を使った製品をPRできないか、県としても考えたいとの話があった」
 -今後の展開は。
 「3月に東京の国立科学博物館で開かれる政府主催のものづくり展で、特別ブースに製品が展示される。5月には北米最大の国際プラスチック展示会にも製品を出展する。技術のライセンスは開放しており、県内企業と連携した製品づくりなども考えていきたい」
   ◇  ◇
 同行した小松さんの妻で事務所長代理の俊枝さんは「多くの方の支えがあった。このような賞をいただき感激している」と話した。

■県内の知財活用の広がり期待 特許庁 小林企画調査官に聞く
 特許庁普及支援課の小林英司企画調査官は24日、福島民報社のインタビューに応じ、県内の知財活用のさらなる広がりに期待感を示した。
 -小松さんの受賞をどう受け止めるか。
 「中小企業は、自分たちが良い技術を持っていても気付かないところがある。小松さんは海外でも特許を取得し、ビジネスとしっかり結び付けて知財を活用した。モデルケースになる」
 -県内の知財活用の現状は。
 「県は知財の保護・活用支援に積極的に取り組もうとしている。小松さんの受賞が契機となり、県内の機運が高まってほしいと期待している」

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ものづくり日本大賞の賞状とメダルを手にする小松さん(右)と俊枝さん
ものづくり日本大賞の賞状とメダルを手にする小松さん(右)と俊枝さん
県内での知財活用に期待する小林企画調査官
県内での知財活用に期待する小林企画調査官

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