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美術で復興支援 いわき、テオ・ヤンセン展

 世界的に有名な芸術家テオ・ヤンセンさんのアートが、いわき市にやって来る。6日に作品展開催を発表した関係者は「美術の力で復興を後押ししたい」と意気込みを語った。会期は3月3日から5月6日までとなり、学校の春休みや黄金週間の行楽期間と重なる。動く巨大な美術が多くの県民を魅了する。

 記者会見では実行委員長の浅尾芳宣福島ガイナックス社長、会場となるアクアマリンふくしまの安部義孝館長が開催意義や抱負を語った。
 浅尾社長は「ヤンセンさんは忙しい中、福島での開催を優先的に考えてくれた。自然の力で動く不思議な作品には、人の心を動かす力がある」とアピールした。さらに、「福島の海辺やアクアマリンは、ストランドビースト(砂浜の生き物)と称される作品の舞台に最適」と話した。
 アクアマリンふくしまは毎年、漁業のまち・小名浜を全国にPRする環境芸術祭を開催しており、安部館長は「作品展は、アクアマリンが進める取り組みの追い風となる」と強調した。11月には、小名浜港で世界水族館会議が開かれる。国外に福島の安全と魅力を発信する催しを控え、「多くの来場者を呼び込んで会議の周知を図るとともに、いわきの観光交流人口の拡大にもつなげたい」と意欲を示した。

■東北地方で初開催 地元の注目も高まる ヤンセンさん来場の予定 サイン会など開催

 テオ・ヤンセン展は東北地方で初の開催となり、地元の注目も高まっている。清水敏男いわき市長は「海や自然との共生をテーマとした作品を通し、東日本大震災からの復興と市の明るく元気な未来の姿に思いをはせてもらいたい」と開幕を心待ちにしている。アクアマリンふくしま近くにある小名浜東小の箱崎良二校長は「作品展を通じ、子どもたちには世界に通用する芸術感覚や、新たな町をつくり上げていく創造力を養ってほしい」と期待を込めた。

 開幕に合わせ、テオ・ヤンセンさんが会場を訪れる予定で、トークショーとサイン会を催す。会期中は体験型のワークショップなどさまざまな企画を繰り広げる。

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テオ・ヤンセン展の開催を発表する浅尾社長(左)と安部館長
テオ・ヤンセン展の開催を発表する浅尾社長(左)と安部館長

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