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台湾便52便連続運航 5月~7月チャーター便で 福島空港

 福島空港と台湾を結ぶチャーター便が5月~7月に26往復(52便)連続で運航される。第1弾として1~3月に運航している14便、計約1000人を上回る1800人超が台湾から訪れる。県はチャーター便の実績を積み上げることで定期便の就航を目指しており、訪日外国人客(インバウンド)の誘客拡大に向けた取り組みを強化する。

 県が8日、発表した。県によると、第1弾で販売しているほとんどの航空便の搭乗率は100%近くとなっており、本県観光に対する安定した需要が今回の第2弾の運航を後押ししたという。第2弾では台湾の航空会社「遠東航空」が運航し、現地の旅行会社が県内や近県の観光名所を五泊六日で巡るツアー商品を販売する。福島空港発のツアー商品は10日に販売を始める。それぞれ1800人程度の申し込みが見込まれ、搭乗者は往復で計3600人超に上る見通し。一定期間に集中的に運航する台湾のチャーター便としては開港以来最多となる。
 台湾チャーター便実績の推移は【グラフ】の通り。台湾から本県への旅行者数は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前の2010(平成22)年が1万3290人だったのに対し、原発事故が起きた2011年は3860人にまで激減した。県はインバウンド回復の足掛かりとして、事故前にチャーター便の実績があった台湾に観光窓口を設け、副知事らによるトップセールスを展開してきた。その結果、昨年11月末時点で2万3180人に上り事故前の水準を大きく超えた。原発事故後、台湾では日本酒を除く県産品の輸入規制が続いている。県はチャーター便を契機に安全性などをPRし、風評払拭(ふっしょく)にもつなげていく。
 県は2018年度、インバウンド増加に弾みをつけるため、福島空港発着のチャーター便を運航した航空会社や、県内宿泊のツアー商品を企画した旅行会社への補助事業を拡充する方針。当初予算案に前年度比約2.9倍となる事業費約8800万円を計上した。
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 福島空港発のツアー商品はエイチ・アイ・エス、ツアー・ウェーブが販売する。問い合わせはエイチ・アイ・エス郡山営業所 電話050(5833)9213、ツアー・ウェーブ仙台営業所 電話022(212)1919へ。

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