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原乳出荷制限を解除 旧警戒区域など4町村一部

 政府の原子力災害対策本部は16日、東京電力福島第一原発事故後に旧警戒区域、旧計画的避難区域となった4町村の一部地域について原乳の出荷制限を解除した。県が同日発表した。避難区域が設定された市町村で原乳の出荷制限が解除されるのは2016(平成28)年12月以来。
 出荷制限が解除されたのは、旧警戒区域と旧計画的避難区域に設定された区域のうち、現在は避難区域外となっている川俣町山木屋地区と、富岡、浪江、飯舘の3町村の帰還困難区域を除く地域。
 出荷制限解除に向け、昨年7月から今月まで川俣町山木屋地区の計32検体で放射性物質検査を実施。放射性物質濃度が全ての検体で検出下限値未満となり、解除要件を満たした。
 政府は他の3町村の帰還困難区域を除く地域についても、乳牛への放射性物質の影響が川俣町山木屋地区と同程度とみて解除を決めた。
 県によると、今回の解除を受け、川俣町山木屋地区の酪農家一人が20日に原乳の出荷を再開する。出荷制限が解除された地域で酪農経営を再開する場合、生産者ごとに原乳の放射性物質検査を実施し、食品衛生法の基準値を下回る必要がある。
 南相馬、富岡、浪江、葛尾、飯舘の5市町村の帰還困難区域と、大熊町、双葉町では出荷制限を継続する。

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