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縄文時代、地下水で木の実保管? 南相馬の鷺内遺跡

 南相馬市鹿島区の鷺内(さぎうち)遺跡で、約3000年前の縄文時代に木の実を保存していた貯蔵穴が見つかった。市教委によると、地下水を利用して木の実を保管していた痕跡が見られる貴重な発見という。18日、現地説明会で公開された。
 貯蔵穴は直径約1メートルから2メートルほど。直径が1・5メートル以上の穴は、水が湧き出す70~80センチの深さまで掘られていた。水温が安定する地下水に木の実をつけることで、長期間の保管を可能にしていたとみられる。籠のような物に入れられて保管されていたクルミなどが出土している。
 他に平安時代の役所関連遺構が見つかった。計画的に築かれた形跡があり、構造から何らかの物資を集積・管理する施設の可能性が高いという。
 同遺跡は真野川と上真野川の合流点付近に立地する。現地説明会には市民や愛好家ら約70人が参加した。

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鷺内遺跡で見つかった縄文時代の貯蔵穴。籠のような物に入れて保管されたクルミ(中央下)も出土した
鷺内遺跡で見つかった縄文時代の貯蔵穴。籠のような物に入れて保管されたクルミ(中央下)も出土した

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