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旧旅館「高橋館」解体へ 東山温泉、大型連休前の終了目指す

 老朽化で倒壊の危険性が指摘されていた会津若松市東山温泉の旧旅館「高橋館」の解体が決まった。所有していた男性が土地と建物を市に寄付し、市、東山温泉観光協会、旧旅館高橋館の川向かいで旅館「新滝」を運営する「くつろぎ宿」が、解体に向け協定を結んだ。4日、市が市議会産業経済委員会協議会で示した。
 くつろぎ宿が建物の解体撤去費用を全額負担する。3月下旬の協定締結直後から解体に着手しており、大型連休前までの終了を目指している。
 解体後の土地は市が東山温泉観光協会に無償で貸与する。平場部分は駐車場の整備、川に面したのり面部分は植栽を想定しているが詳細は今後決める。
 高橋館を巡っては安全面での懸念に加え、景観の悪化が問題になっていた。くつろぎ宿の深田智之社長は「一日も早く景観を整備したい」、東山温泉観光協会の川添修也会長は「安心して東山温泉にお越しいただきたい」と話している。
 旧旅館高橋館は1876(明治9)年に建築され、増築を繰り返してきた。木造3階・地下1階建てで、延べ床面積は約870平方メートル。2013(平成25)年から休業し、所有者の男性と妹が住んでいた。危険があるとして市や県は所有者に状態の改善や転居を求め、所有者は昨年10月に市内に転居、今年1月に市に土地と建物の寄付を申し出ていた。

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解体が決まった旧旅館高橋館
解体が決まった旧旅館高橋館

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