春空覆う花の雲 三春滝桜
桜前線が平年より速足で県内を駆け巡っている。県内トップで3月28日にいわき市小名浜で開花を確認して以降、暖かい陽気に誘われ、中・浜通りでも次々に満開となった。会津地方もあと少しで満開を迎える。
日本三大桜の一つに数えられる国指定天然記念物のベニシダレザクラ「三春滝桜」(三春町)は観測史上最も早い2日に開花した。5日に満開を迎え、薄紅色の花が抜けるような青空に映えた。樹齢1000年を超えるとされ、高さ13.5メートル、枝の広がりは東西で25メートルに達する。まさに流れ落ちる滝のようだ。
今週末が見頃で、6日に夜間ライトアップが始まる。昼と夜で趣を変える姿が観光客を魅了する。
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