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海産物3年連続下回る 昨年度放射性物質基準値

 県が2017(平成29)年度に実施した県内の農林水産物の放射性物質モニタリング検査で、海産物は3年連続で全てが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。野菜・果実は栽培管理されている品目は5年連続で全て基準値以下となった。県が9日発表した。
 2017年度は農林水産物1万9545点を調べた。水産物のうち、海産物は8496点を調べ、全て基準値を下回った。県は時間の経過とともに海中の放射性セシウムが低減したのに加え、魚介類の世代交代が進んだとみている。
 野菜は2230点全てが食品衛生法の基準値を下回った。果実は631点を調べ、630点が基準値以下だった。クリ1点が基準値を超えたが、放射性物質の低減対策など栽培管理されていなかった。生産者が将来的な出荷を検討しているため、県が検査対象に加えた。生産者は2012年10月に販売を中止しており、市場には流通させていない。
 一方、基準値を超えたのは野生の川魚や山菜などを中心に全体の0.05%に当たる計10点だった。2016年より4点増えたが、県環境保全農業課は「多少の変動はあるが、栽培管理をしている農林水産物を中心に、放射性物質の量はおおむね減少している」としている。

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