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森林空間線量74%減 昨年度県内2011年度比

 県による2017(平成29)年度の森林の空間放射線量調査で、東京電力福島第一原発事故後に継続調査している地点の放射線量の平均は毎時0.23マイクロシーベルトとなり、2011年度の0.91マイクロシーベルトに比べて74%減少した。県が11日、福島市の中町会館で開かれた林業関係者への説明会で報告した。
 継続調査している362地点を比較すると、国が除染などで目標の基準としている毎時0.23マイクロシーベルト未満の森林は2011年度は42カ所で全体の12%だったが、2017年度は226カ所で全体の62%に増えた。県森林計画課は森林中の放射性セシウムの自然減衰によって放射線量が減少したとみている。放射線量が低い森林ほど木材に含まれる放射性セシウムの濃度も低くなるとみられ、同課の担当者は「材木などに活用できる森林の面積は年々増えている」としている。
 方部ごとの状況などをより詳しく調べる2017年度の詳細調査では、原発事故の避難指示が解除された地域など1300地点を調べた。県全域の森林で放射線量の減少傾向がみられたが、福島第一原発周辺では放射線量が依然として高い地点があった。最大は飯舘村の地点の毎時3.8マイクロシーベルト、最小は南会津郡全域の毎時0.03マイクロシーベルトだった。

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