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すかがわ国際短編映画祭開幕 30回記念特撮文化語る 庵野監督らトーク

 第30回すかがわ国際短編映画祭は12日、須賀川市文化センターで開幕した。30回の節目を記念し、「シン・ゴジラ」や「新世紀エヴァンゲリオン」を手掛けたアニメ・映画監督の庵野(あんの)秀明氏らを招いたゲストトークを催した。庵野氏は世界に誇る特撮文化の保存・継承への思いを語り、市内の岩瀬農村環境改善センターを改修して整備する「特撮アーカイブセンター(仮称)」に期待感を示した。

 トークには、庵野氏と映画監督の樋口真嗣氏、特撮監督の尾上(おのうえ)克郎氏らが参加した。3氏が手掛けた特撮作品「巨神兵東京に現わる」とそのメーキング映像を流した上で、製作に至った経緯や撮影の裏話を語った。
 庵野氏はアニメ・特撮の文化継承を目的にした非営利団体「アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)」の理事長を務めている。CG技術が発達した影響を受け、特撮関連の貴重な資料が破棄・散逸の危機にある現状を説明した上で、「特撮の神様・円谷英二監督が生まれた須賀川が、アーカイブ施設整備に手を挙げてくれ、大切な資料が保管できる道筋がついた」と感謝した。
 尾上氏は「須賀川が特撮の聖地として、円谷監督の偉業とともに世界中に知ってもらいたい。われわれも協力していきたい」と語った。

■13日は18本上映
 映画祭は実行委員会、市、市教委の主催、福島民報社などの後援。初日は国内外の短編映画15本を上映した。13日はアカデミー賞短編アニメ賞を受けた「つみきのいえ」など18本を上映する。開場は午前9時から。入場料は大人800円、高校生以下は無料。問い合わせは市文化センター 電話0248(76)7777へ。

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特撮文化の保存・継承について思いを語る(左から)尾上、庵野、樋口の3氏
特撮文化の保存・継承について思いを語る(左から)尾上、庵野、樋口の3氏

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