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絆結ぶヒマワリの種 沖縄の団体8.5キロ贈呈

 ヒマワリ栽培を通して本県との交流や復興支援に取り組んでいる沖縄県の団体「福島・沖縄絆プロジェクト」の鈴木伸章副理事長(いわき市出身、沖縄県浦添市在住)は15日、須賀川市の藤沼湖自然公園内にある藤沼温泉やまゆり荘を訪れ、須賀川、会津若松両市と大熊町の3団体にヒマワリの種を贈った。
 団体は震災後、県内で育てたヒマワリから種を取り、その種を沖縄で冬に開花させ、採れた種を福島に届けて両県で種を循環させ絆をつくる取り組みをしている。今回は藤沼湖自然公園を運営している「おもふるハート」、大熊町ひまわりプロジェクトをはじめ会津若松市のあいづ・ひまわりプロジェクトの3団体に計8・5キロ寄せた。
 贈呈式は震災でダムが決壊し、濁流が押し寄せた下流域で甚大な被害を出した須賀川市西部の藤沼湖で初めて行った。鈴木副理事長は「ヒマワリを通じ、沖縄と福島のつながりを強めていきたい。(沖縄が日本に復帰した)返還記念日の15日に贈呈式ができたのは意義深い」とあいさつし、おもふるハートの深谷武雄社長と深谷哲雄取締役、大熊町ひまわりプロジェクトの根本友子会長に種を手渡した。深谷取締役はあいづ・ひまわりプロジェクトのメンバーの代理で受け取った。
 深谷社長は「立派な花を咲かせ、福島は着実に復興していると沖縄の皆さんにお伝えしたい」と感謝し、「奇跡のあじさい」の苗を鈴木副理事長に贈った。奇跡のあじさいは決壊後の藤沼湖の湖底から見つかったアジサイを株分けし、復興のシンボルとして全国各地で育てられている。沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん)でも奇跡のあじさいが育てられている縁で、おもふるハートが贈呈先に加わった。
 福島空港と那覇空港を結ぶ定期便の復活に向け、福島、沖縄両県で官民一体となった活動が活発化している中、福島空港が立地する須賀川市の橋本克也市長は「草の根交流の進展は定期便再開への大きな力になる」と期待感を示した。

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アジサイの苗を受けた(前列左2人目から)渡辺福島担当理事、鈴木副理事長。ヒマワリの種を贈られた(前列右から)深谷武雄社長、根本会長、深谷哲雄取締役。左端は橋本市長
アジサイの苗を受けた(前列左2人目から)渡辺福島担当理事、鈴木副理事長。ヒマワリの種を贈られた(前列右から)深谷武雄社長、根本会長、深谷哲雄取締役。左端は橋本市長

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