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真の復興に意見 玄侑宗久さん×姜尚中さん講演会

 三春町在住の芥川賞作家玄侑宗久さんと政治学者姜尚中(かん・さんじゅん)さんによる講演会「こころの好縁会」は28日、三春町の三春交流館まほらで開かれた。2人が東日本大震災からの真の復興や日本の行方について意見を交わした。
 三春実生プロジェクト、東京新聞、中日新聞社、大興寺の主催、三春町、福島民報社、かんのやの後援、ラジオ福島、三春まちづくり公社の協力。
 姜さんは「7年の視座-震災・原発事故」、玄侑さんは「『光の山』のその後」をテーマに基調講演した。姜さんは「行政に定量化が染み付いていて情がない。当事者に寄り添って一つ一つの問題をすくい上げていく必要がある」と問題を投げ掛けた。玄侑さんは福島民報が報じた国の放射線審議会の記事を示しながら、「調査した結果を無視して空間線量の放射線基準を見直さないとした。政治が科学をねじ曲げた」と断じた。
 鼎談(ていだん)では、玄侑さん、姜さん、小出宣昭中日新聞社顧問・主筆の3人が「この国のゆくえと真の復興について」をテーマに意見を交わした。3人は「日本は資源の再配分がうまくできていない。地方に財源や権限を委譲できないのか」と述べた。
 玄侑さんは福島民報の日曜論壇執筆者。姜さんは震災・原発事故インタビュー連載「7年の視座」で本県への思いを寄せた。

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国の在り方について意見を交わす(左から)小出顧問、姜さん、玄侑さん
国の在り方について意見を交わす(左から)小出顧問、姜さん、玄侑さん

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