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新たな歴史刻む 選手宣誓の佐藤主将(相馬東) 100年目の夏

 夏の甲子園百回目を記念する福島大会が開幕した七日、開会式でいわき市のいわきグリーンスタジアムに集結した七十八チーム(八十三校)は、歴史の新たな一ページに刻まれる戦いへ士気を高めた。
 「感謝の気持ちをプレーに込め、最後まで諦めずに戦う」。選手宣誓した相馬東の佐藤怜旺(れお)主将(17)は、仲間と野球ができる喜びを胸に躍進を誓っている。
 宣誓には、大会に新たな歴史を刻む意欲を込めた。支えてくれる全ての人への感謝を忘れず、高校生らしく爽やかに戦う決意も示した。宣誓内容は佐藤秀美校長や遠藤将太監督と練り上げた。
 二〇一一(平成二十三)年三月に起きた東日本大震災で相馬市原釜地区の自宅が流失した。家族八人は無事だったが、中学校の体育館や仮設住宅での避難生活が続き、スポーツ少年団での活動に復帰したのは半年以上が過ぎてからだった。「野球をやりたい」という思いを受け止め、支えてくれた家族にプレーで恩返しする。
 相馬東は近年、部員数不足で厳しい練習環境が続いている。今夏は佐藤主将を含め選手登録は十二人。「最高の仲間と一日でも長く戦いたい」。主戦としてマウンドに立ち、チームを勝利に導く。

カテゴリー:福島のスポーツ , 高校野球

力強く宣誓する相馬東の佐藤主将
力強く宣誓する相馬東の佐藤主将

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