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五輪と暑さ対策(7月16日)

 連日、猛暑が続く。熱中症が怖い。甘酒はビタミンやブドウ糖、塩分、水分をバランス良く含む。「飲む点滴」と呼ばれ、夏バテ防止に効果があるとされる。郡山市の「宝来屋本店」が造り、販売している「冷やしあま酒」は夏でも飲みやすいと人気を呼ぶ。
 二〇二〇年の七月から八月にかけて開かれる東京五輪では、選手や見物客の暑さ対策が欠かせない。福島市で野球・ソフトボールの試合が行われる。気温や湿度の情報をきめ細かく知らせ、早めに水分を取るよう促す必要がある。県は大会組織委員会と案を練る。
 須賀川市の神田産業は郡山市の日大工学部などと協力し、段ボール製の仮設救護所を作った。観戦中に暑さで体調が悪くなった人の手当てや休憩に役立てる。軽くて熱を通さず、どこでも簡単に組み立てと解体がしやすい。値段が安く再利用もできるとあって環境に優しい。競技会場での採用を目指す。
 外国人の中には、高温多湿な日本の気候になじめず体調を崩す人もいるだろう。福島生まれの飲み物や技術、県民の気配りで会場を快適にできる。本県の印象も良くなる。「福島は暑かったが、気持ちよく観戦できた」。そんな五輪にしよう。

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