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夏の福島競馬閉幕 震災後初10万人超え

 夏の福島競馬が22日、閉幕した。福島競馬場開設100周年を迎えた節目の開催は東日本大震災後、初めて入場者が10万人を超えた。
 開催8日間の入場者は10万2882人で昨年夏(9万6573人)より6・5%増えた。一昨年の夏(9万9255人)も上回り、震災に伴う開催中止から再開した2012(平成24)年以降の夏競馬では最高の入りだった。10万人台を超えたのは震災前の2010年夏(10万384人)以来。武豊騎手とオジュウチョウサンの平地競走挑戦に沸いた7日が1万4274人で昨年の開催3日目(1万302人)と比べて38・3%増。震災後の土曜日の最高入場者を記録したことが10万人達成に貢献した。開催の全国の売り上げは671億9071万1800円で昨年夏(680億3132万6600円)より1・2%減。場内の同競馬の売り上げは14億1541万500円で昨年夏(14億3540万8600円)より1・4%減だった。

■田辺騎手(二本松出身)11勝 初のリーディング獲得

 夏の福島競馬で二本松市出身の田辺裕信騎手(34)=美浦・フリー=が11勝を挙げ初のリーディングジョッキーとなった。福島競馬場での開催リーディングは春、夏、秋を通じて初めて。リーディングトレーナーは4勝を挙げた美浦・国枝栄調教師だった。
 田辺騎手は夏の福島最終週は土曜日の21日だけの騎乗。8勝で迎えて3R、5R、7Rと勝ち星を積み重ねた。3年連続夏の福島リーディングを狙った戸崎圭太騎手も最終週は21日だけの騎乗。7勝で迎えて10Rの1勝だけで勝ち星を伸ばせなかった。北村宏司騎手が21日に2勝、22日に3勝を挙げて猛追したが9勝に終わり逆転できなかった。
 田辺騎手は「100周年の節目で初めて地元でリーディングを取れてうれしい。ファンの声援が届いていたし後押ししてくれた。8日間の開催で6日間しか騎乗できないので取れるとは思っていなかった。このまま夏競馬を頑張りたい」と笑顔を見せた。

■グレーター騎乗 中京記念初勝利

 田辺騎手は22日に中京競馬場で行われたG3中京記念(1600メートル芝)で1番人気グレーターロンドン(牡6、美浦・大竹)に騎乗しゴール前で差し切り1分32秒3のコースレコードで同レース初勝利を挙げた。今季JRA重賞3勝目、通算27勝目。地方と合わせて重賞は通算35勝。サマージョッキーシリーズも16点で首位に立った。

カテゴリー:福島のスポーツ

21日の7Rで今夏の開催11勝目を挙げた田辺裕信騎手(中央)
21日の7Rで今夏の開催11勝目を挙げた田辺裕信騎手(中央)

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