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猛暑、安全対策に重点 東京五輪まで2年

 二〇二〇年東京五輪の開幕まで二年となった二十四日、県は福島市で復興ふくしま推進会議&ふくしま大交流ミーティングを開き、県や関係団体が県内で開催される野球・ソフトボールの開幕戦、聖火リレーを成功させ、五輪全体の盛り上げにつなげると誓った。県は開幕戦での猛暑に伴う熱中症対策、会場への観客輸送時の安全確保が重要課題とみて万全の備えを講じる。
 内堀雅雄知事は野球日本代表の稲葉篤紀監督、ソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督とパネル討論し、「福島で全競技の最初となる試合と聖火リレーのスタートがあり、使命感と責任を感じている。東京五輪・パラリンピックをオールジャパンで盛り上げ、日本を元気にするための機運を醸成する」と決意を示した。その上で、日本のメダル獲得が期待される野球・ソフトボールの開幕戦に訪れる観客を念頭に「安全や暑さ対策の準備を進める」と強調した。
 今夏は全国的な猛暑が続き、県内各地で三五度以上の気温の日が続いている。野球・ソフトボール会場のあづま球場がある福島市内は盆地で特に熱がこもりやすい。二年後の開幕戦も猛暑の中で繰り広げられる可能性があるため、県は観客の熱中症対策を強化する。
 球場は最大三万人を収容できる。開幕戦は自家用車の会場への乗り入れを規制するため、多くの観客がシャトルバスを利用することになる。観客が炎天下でバスを待つ可能性があるため、県は停留所などに霧を散布する設備の設置、直射日光を避けるテントの設置、うちわの配布などを検討する。
 一方、輸送時の安全確保に向け、県は大会組織委員会が公表したJR福島駅周辺からあづま球場への輸送ルート案を踏まえてシャトルバスの停留所の場所や数を関係機関と調整する。渋滞の発生を抑えるとともに、交通事故を防ぐ。
 県オリンピック・パラリンピック推進室は「速やかな観客の移動は暑さ対策にもつながる」としている。
 大交流ミーティングには推進会議の関係者や一般参加の小中学生、高校生ら約三百人が参加した。終了後、内堀知事、稲葉監督、宇津木監督と子どもたちが横断幕を手に記念撮影し、東京五輪の成功に向けて気持ちを一つにした。福島民報社から高橋雅行社長が出席した。

カテゴリー:今日の撮れたて

子どもたちと一緒に開幕まで2年となった東京五輪の盛り上げをVサインで誓う内堀知事(後列左から3人目)と(同5人目から)宇津木氏、稲葉氏
子どもたちと一緒に開幕まで2年となった東京五輪の盛り上げをVサインで誓う内堀知事(後列左から3人目)と(同5人目から)宇津木氏、稲葉氏

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