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歴史伝承へ詩碑 会津戦争最前線 玉井村山入の戦い

 会津戦争の最前線となった大玉村の「玉井村山入の戦い」から二十日で百五十年の節目を迎えるのを前に本宮ライオンズクラブ(LC)は、東軍(旧幕府軍)の犠牲者の魂を祭った「戦死三十一人墓」の隣に戦いを後世に伝える漢詩の詩碑を建立した。二日、現地で除幕式を行った。
 漢詩は同LC会員の渡辺秀夫さんの作で、「山入は激戦の地。東軍の戦死者三十余人がこの地に埋葬され、その魂は平和の礎となった」と詠んだ。村内の相応寺住職で同LC会員の五十嵐敬司さんが揮毫(きごう)した。
 除幕式には約三十人が出席した。鈴木宇一会長が「戦いの歴史を後世に残したいと考えて建立した」とあいさつし、押山利一村長や会津藩遺族代表の原松夫さん、渡辺さんらが除幕した。漢詩を基に同LC会員の佐藤政隆さんが吟詠を披露した。
 「玉井村山入の戦い」は一八六八(慶応四)年八月二十日、会津侵攻を目指す西軍(新政府軍)と、それを阻止しようとする東軍が旧玉井村(現大玉村)の手志子森周辺で激突した。住民の手によって東軍の犠牲者の魂を祭る「戦死三十一人墓」が建立され、昨年十二月に村指定史跡となった。

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漢詩の詩碑を除幕した鈴木会長(右から3人目)、押山村長(左から3人目)ら
漢詩の詩碑を除幕した鈴木会長(右から3人目)、押山村長(左から3人目)ら

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